代表理事
大西 健丞
大西健丞は27歳の頃、
ピースウィンズ・ジャパンを立ち上げ、これまで世界各地の紛争や自然災害の現場で
支援を行ってきました。現在は代表理事として、PWJの活動をリードしています。
ごあいさつ
ピースウィンズ・ジャパンは、1996年に立ち上げた国際NGOです。
団体名の由来は、かつてのイラク・クルディスタンでの経験から、春の訪れを告げ、争いや苦難を忘れさせてくれる「平和の風」のような存在になりたいと思い、「peace winds JAPAN」と名付けました。
当初は3人だったスタッフも、設立から25年が経ち、何倍にも増えました。これからも「必要な人びとに、必要な支援を」のモットーを忘れることなく、世界各地で起きる人道危機に対応し、果敢に活動を展開してまいります。今後とも皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
代表理事 大西健丞
1967年 | 大阪府にうまれる |
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1987年 | 上智大学文学部入学 |
1991年 | 上智大学 文学部 新聞学科卒業 |
1993年 | イースト・アングリア大学(イギリス)開発学部 ディプロマ課程修了 |
1995年 | ブラッドフォード大学(イギリス)平和研究学部国際政治・安全保障学修士課程修了 |
1994年~95年 | アジア人権基金 イラク北部担当調整員 |
1996年 | ピースウィンズ ・ ジャパン設立 |
2000年 | ジャパン・プラットフォーム(JPF)設立に参画。 |
2006年 | 初の単著「NGO、常在戦場」を出版 国際ボランティア学会 第7回大会の委員長 ダボス ヤング・グローバル・リーダーに選出 |
2008年 | PWJ代表理事に就任 災害即応パートナーズ(現 シビックフォース)発足 |
2012年11月 | アジアパシフィックアライアンス設立 海上自衛隊幹部学校講師(~2015年) |
2013年2月 | 公益社団法人経済同友会の正会員 |
2015年8月 | 厚生労働省国際参与に就任 |
2016年2月 | 厚生労働省保健医療2035推進参与に就任 |
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)には、国内に204人、海外に209人の現地スタッフがいます。(2021年1月31日時点)
その中でも、PWJをリードしているスタッフたちを紹介します。
Kensuke Onishi
大西 健丞
統括責任者(CEO, Cheif Executive Officer)
PWJ設立以前は、別のNGOのスタッフとして、イラク北部のクルド人自治区の国内避難民や住民たちの支援にあたっていました。しかし、現地での活動を終了することになったため、「支援が必要な人たちへの支援を断ち切るべきではない」という思いから、新たにPWJを立ち上げました。
Rika Yamamoto
山本 理夏
緊急対応部長(Chief, Emergency Operation)
コソボ紛争のときに現地で一緒に働いたことをきっかけに、PWJで仕事をするようになりました。緊急支援といっても紛争災害、自然災害、あるいは両方が複雑に絡んでいる災害、とさまざまです。困っている人が支援を必要としている限り、できるだけ早く、できるだけ多くの支援を届けたいと思っています。みなさまのご協力をよろしくお願いします。
Hiroshi Kunita
國田 博史
国内事業部部長(Chief, Social Design Department)
朝日新聞社で記者として東京や九州で10年間勤務していました。NPOの取材を機に、PWJに出会い入団しました。国内での活動基盤づくりを担当しながら、新潟中越地震、パキスタン地震、スマトラ島沖地震などでは現場で支援にあたりました。2007年の尾道事務所開設に伴い、事務所長として赴任して、現在は神石高原事務所での業務全般を統括しています。
Masatoshi Kakumen
角免 昌俊
経営推進グループ部長(Chief, Management Planning Department)
PWJ入職前は数学の教員として働いていました。その後、青年海外協力隊を経て、2004年にPWJに入職し、これまでシエラレオネやイラクで勤務しました。2011年3月に起きた東日本大震災以降は宮城県南三陸町で東北事業に携わり、2017年からは団体の基盤を支える経営推進グループの部長として活動をサポートしています。
Masami Oishi
大石 雅美
フェアトレード部(Fairtrade Unit)
PWJに入所したきっかけは、旅行会社で働いていた時、添乗員としてPWJの支援地を見学したことです。モンゴルで現場で支援とスタディーツアー部を経て、現在は東ティモールで栽培されたコーヒーをフェアトレードして、日本で販路を拡大し、農家の自立を促す取り組みをしています。