へき地医療に、持続可能な選択肢を。
地域と世界を支える新しい医療のカタチを、ともに。

ピースウィンズが運営する災害支援・医療支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」では、地域医療に携わる医師として共に活動していただける仲間を募集しています。

【ARROWSの活動と挑戦】
ピースウィンズが運営する災害支援・医療支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、2019年12月の発足以来、トルコ地震、ウクライナ避難民支援、ミャンマー地震、能登半島地震など、国内外で迅速な捜索救助・医療支援を行ってきました。
私たちの活動は、急性期の捜索チームの出動から、医療チームによる被災者支援、そして復興支援へと段階的に広がり、いまなお被災地の復興を支え続けています。

【災害医療 × 地域医療 × 国際医療】
私たちは、災害医療と地域医療、そして国際協力に医療人材が循環的に関わる仕組みづくりを目指しています。
地域医療の現場には、医療資源の偏在、慢性的な人材不足、診療所単独での支援力の限界など、多くの課題が横たわっています。さらに、地域住民の高齢化や慢性疾患の増加に伴い、医療だけでは解決できない課題も増えています。

従来、無医地区やへき地診療は医師が「一度入れば抜け出せない」イメージを持たれがちで、学会や研修、外部での支援活動の機会が失われるリスクがありました。
私たちは、この「閉鎖的で一方向的な地域医療」から脱却し、災害医療・地域医療・国際協力に関わる医療者が平時から地域医療を支え、必要に応じて災害対応や海外支援でも経験を積む――そんな「循環する医療人材の仕組み」を築こうとしています。

それは、地域医療の持続可能性を高め、いざという時の災害対応力を引き上げ、さらに世界の知見を日本に、そして日本の知見を世界へつなぐ、大きな可能性を秘めています。
日本が抱える大きな社会課題である地域医療の強化と、災害に強い地域づくり。その二つを同時に進めるこの仕組みを、さらに拡大・発展させていきたいと考えています。
このように相互に影響し合う医療の仕組みを、共に創り上げていく仲間を求めています。

【地域医療医師の役割】
今回の募集では、へき地診療所における診療活動を中心としながら、近隣の総合病院や福祉施設、地域の看護・介護サービス等と連携し、地域の人々の健康を守る医師としての役割を担っていただきます。

【あなたの力を求めています】
全国から集まる熱い思いを持った仲間たちと共に、地域の“いま”を支え、未来を切り開く挑戦に加わりませんか？
勤務体系や条件について気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の医師として、共に新しい医療のカタチを創っていく仲間を心よりお待ちしています。

ARROWSの支援や日々の活動については、ぜひジャーナルをご覧ください。

へき地診療所での診察の様子