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2000年1月1日
寄付
事業の発展と20年以上続く支援を両立:丸中製菓様

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兵庫県加西市に本社を構えるドーナツ・ワッフル・ケーキの製造販売会社、丸中製菓株式会社様は、前社長(現会長)の時代から継続して、20年以上にわたりピースウィンズの活動をご支援くださっています。この度、企業連携担当が兵庫県の本社を訪問し、これまでのご支援へのお礼をお伝えするとともに、感謝状を贈呈しました。

本業と支援、それぞれの役割を大切に
丸中製菓様が大切にされている考え方のひとつに、「本業であるお菓子作りを通じて社会に貢献し、支援活動は支援を本業とする団体に任せる」というものがあります。
おいしいお菓子をつくり、全国のお客様に届けること。
その本業をしっかりと続けることで会社としての価値を高めつつ、社会課題の解決はその専門性を持つ団体に託す。
そのように役割を尊重しながら協働していこうとされるお考えのもと、数ある団体からピースウィンズを支援先として選び続けてくださっていることを、とてもありがたく、そして嬉しく感じています。
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「続けること」にこそ意味がある支援
会長から現社長へと受け継がれているもう一つの大切な考え方が、「支援は一度きりではなく、継続するからこそ意味がある」というものです。
仕事の成果は、1年で完結するものばかりではありません。同じように、社会課題の解決も短期間では成し遂げられない。
だからこそ、長い時間をかけて伴走するように支援を続けたい。
丸中製菓様は、そうした想いから「支援団体から頼られる企業でありたいと思い、支援を継続することを大切にしている」と話してくださいました。
ピースウィンズにとっても、長年にわたって変わらぬお気持ちを寄せていただいていることは、大きな励みとなっています。

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11月に行われた多機関合同訓練後に、丸中製菓様のキングドーナツをいただきました。

「少しは自分の懐が痛むくらい」がちょうどいい。
印象的だったのは、寄付について、前会長や現社長が社員の皆さまにお話しされているという次の言葉です。
「“ほどこし”ではなく、少し自分の懐が痛むぐらいの募金をすべきだ」
寄付の習慣は1980~90年代頃から続いており、会社としてだけでなく、社員お一人おひとりが寄付をすることを大切にされてきたそうです。
「無理のない範囲で、でも自分ごととしてしっかり考える」そんな姿勢が、長く続く支援の背景にあるのだと感じました。

これからも「頼られる企業」として、末永いご支援を
「今後も末永く支援を続けていきたい。そのためにも、継続できるように稼げる会社でありたい。あてにしている支援が急に止まってしまっては意味がないと思っている」という言葉の通り、丸中製菓様は、事業の発展と継続的な支援を両立させることを大切にされています。
20年以上にわたる丸中製菓様からのあたたかいご支援は、国内外でのピースウィンズの活動を、確かなかたちで支えてくださってきました。

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訓練後の疲れた体も優しい甘さに癒されました!

今回の訪問を通じて、改めてそのご支援の重みと心強さを感じる時間となりました。
丸中製菓様、そして「キングドーナツ」をはじめとするお菓子を通じて社会貢献に関わってくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後とも、ピースウィンズの活動へのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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