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2025年9月5日
寄付
ミャンマー地震に迅速なご支援、初動を支えるご寄付の仕組み:マザーハウス様
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2025年3月にミャンマーで発生した大規模な地震を受けて、ピースウィンズの支援チームはすぐさま日本を発ち、震源地近くの街で医療・物資支援を行いました。このとき、ピースウィンズの呼びかけに応じていち早くご寄付を決めてくださったのが、災害支援に積極的に取り組んでおられる株式会社マザーハウス様です。 8月26日、現地で医療活動を行った空飛ぶ捜索医療団リーダーの稲葉と企業連携担当がピースウィンズを代表してマザーハウス様を訪問し、活動報告と併せて感謝状を贈呈しました。

マザーハウス様は、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念に、途上国の素材と技術に光を当て、バッグをはじめとするファッションアイテムの開発・生産を行っており、台湾・シンガポールを含む国内外3か国で販売しています。ルビーの産地として有名なミャンマーには、ジュエリーの生産拠点があります。

マザーハウス取締役COOの王様はミャンマーについて、「私たちは、安い労働力という観点ではなく、優れた素材を使用した商品そのものの価値を強みとしてビジネスに臨んでいる」と話してくださいました。「現地の価値観や、教育・医療分野を支援したい」との思いもあって、今回の地震発生に際してもすぐ支援を決められました。

マザーハウス様は24年の能登半島地震での即日のご支援など、ピースウィンズと連携して災害支援に積極的に取り組んでこられました。お買い物で貯まるポイントと連動して社会貢献事業の資金を積み上げる「ソーシャルポイント」の仕組みで、必要な支援を機動的に実施できる体制を整えています。緊急を要する大規模災害時の迅速なご寄付は、「1秒でも早く」を信条とする私たちの活動の大きな支えになっています。

▼過去のご支援について詳しくはこちら
能登半島地震の支援

ピースウィンズへのご支援の理由として、情報発信や支援の呼び掛けといった初動の早さ、活動報告などの発信の質を高く評価してくださっているそうです。「支援活動を間違いなく行っているという信頼があり、リスペクトしている」という嬉しいお言葉もいただきました。

マザーハウス様は事業を通じて途上国の魅力や可能性を信じ、雇用を生み出すことで社会課題解決に貢献しています。その上で「ソーシャルビジネスとNGOの領域が重なるなか、存在意義を相互に高めていくべき」との考えから、ピースウィンズを通じてさらなる社会貢献に乗り出しています。大規模災害に対応できる仕組みを作るべく民間の力の結集を目指している私たちにとって、同じ志を持つマザーハウス様はこの上なく心強いパートナーです。

災害に強い地域を作るためには、行政だけに頼るのではなく、民間の力を最大限活用することが必要です。ピースウィンズと「空飛ぶ搜索医療団“ARROWS”」では、企業・団体との積極的な連携を通じて、実効性のある災害支援体制の実現を目指しています。

企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。

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