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2025年8月4日
事例紹介
カレンダーへの協賛をつうじたご支援:アルソア慧央グループ様

ピースウィンズでは、東北福祉大学の学生サークルと共同で、世界各地の子どもたちの作品を用いた「ワールドチルドレン芸術祭」カレンダーを制作しています。
静岡県熱海市の中学校から東北福祉大学へバトンを繋ぎ、20年近く受け継がれてきた本取組みを、長年にわたり応援くださっているのがアルソア慧央グループ様です。

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12ヶ月に表紙を合わせた13枚の絵は、ピースウィンズが事業を展開する国・地域から集まったもの。
毎年、その年のテーマに合わせて各事業地の子どもたちが描いてくれた絵から、アーティスト・俳優・スポーツ選手などの著名人、学生など選考委員の皆さまが1枚ずつ選定、1冊のカレンダーが出来上がります。
出来上がったカレンダーはアルソア慧央グループ様が法人購入の上、全国に輪を拡げてくださっているほか、イベントやピースウィンズのオンラインショップで販売され、収益が各事業地に還元される仕組みです。

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昨年に引き続き、山梨県北杜市小淵沢町の同社施設で開催された「ARSOA FAMILY FES」に海外事業部の山元が登壇し、作品の選考に関わってくださっているゆずの北川悠仁さんや東北福祉大学の学生の皆さん、そして会場に集まった皆さまと、作品を鑑賞しながら世界の子どもたちの生活環境や日本の暮らしとの相違点について考えました。

セッション内では、登壇者より、
「絵という言葉が要らない作品をつうじて、世界の子どもたちがより身近に感じられるようになった」
「昨年もイベントでワールドチルドレン芸術祭を紹介したことで、カレンダーを購入してくださる方が大きく増えた」

との声がありました。
20代の頃から参加くださっている北川さんは、選考の際、生活環境などの背景情報を見ずにまず作品として向き合ってから作者のメッセージに目を通すことを心掛けているそうで、想像を超えた境遇に驚くこともあるといいます。
「ワールドチルドレン芸術祭は、世界の子どもたちとの関わり方・着眼点が素晴らしい」
「世界の子どもたちの問題を『遠いところで起きている、可哀そうなこと』にはしたくない」
「このカレンダーの活動を、これからも長く続けていきたい」

とのエールをいただきました。

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同時に開催される原画展は、会場にいらした多くの方に、選考外となった作品も含めて世界の子どもたちの作品を間近で鑑賞いただく大切な機会となっています。
イベントにはご家族やご友人と来場されている方が多く、3世代でいらしているご家族もお見かけしました。絵を見ながらお話をされていたり、イラクの子の作品をモチーフにしたチャリティTシャツを購入くださった皆さまの様子を見て、様々なきっかけで集まった方と接点を持てたことを嬉しく思いました。

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アルソア様にはカレンダー制作への資金的支援にとどまらず、従業員や顧客へのカレンダー提供をつうじたメッセージの共有、そして対面イベントの企画・開催と、多くの方の目に触れる、広がりのあるご支援を続けてくださっていることを大変ありがたく思っています。
今後も長くご一緒に取り組ませていただけましたら幸いです。

ピースウィンズでは、事業へのご寄付のほか、本事例のように協賛・共同企画というかたちでも企業・団体の皆さまからのご支援をお受けしています。
ご関心をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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