【 連携事例紹介 】// Contents
企業・団体からのご支援には、金銭的な寄付のほか、物資の寄贈、社員ボランティアの派遣など様々なかたちがあり、近年、参加型の支援や本業を活かした協働が広がりつつあります。中でもボランティアの派遣は、参加者のエンゲージメント向上やチームビルディングに繋がるほか、従業員に社会的経験を通じて広い視座を持つ機会を提供するものです。
ピースウィンズでは、こうした企業の様々な社会貢献ニーズに応え、企業人の皆さまに社会課題の現場を知っていただく機会を設けながら、ご一緒に支援を届けることを大切にしています。
今春、ピースウィンズが復興支援活動を続ける令和6年能登半島地震の被災地・石川県珠洲市に、ゼンショー従業員組合会ZEANの皆さまが2日間お越しくださいました。
今回取り組んだのは、在宅被災者のお手伝いです。
不要になった家屋の木材をトラックに積み込み、震災後の休業を経て再開した製塩所に燃料として運びました。
大きな家具を運んだり、廃材から1本ずつ釘を取り除いたりと、体力勝負の作業が多い中、熱心に取り組んでいただきました。
参加した皆さまからは、
「非常に貴重な体験をすることができ、大変勉強になった。」
「製塩所では見学もさせていただき、地域の産業を知る機会になった。」
「自社でできることを考えるきっかけになった。」
などのご感想をうかがいました。
遠路お越しいただきありがとうございました!
ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」のコーポレートマンスリーサポーターでもあるゼンショーグループ様には、能登半島地震の被災地での炊き出しをはじめ、国内外の現場にご一緒に支援を届けていただいています。
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今回は、初めての取組みとして復興期のボランティアというかたちでお越しいただき、組合員の皆さまに直接、地域の方々とも交流の機会を持っていただけたことを大変嬉しく思いました。
ピースウィンズ珠洲事務所では、企業・団体様のボランティア受入れを実施しています。時期により作業内容などは異なりますので、まずは企業連携担当までお問い合わせください。