【 連携事例紹介 】
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ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」は、災害支援現場での官民連携・多機関連携のハブとなることを目指し、多機関連携を主題とした災害想定訓練を主催しています。
第5回となる今年は、11月29日(金)~12月1日(日)の3日間、広島港などを会場として開催しました。
震災の発災7日目を想定して行った12月1日(日)の訓練には、「空飛ぶ捜索医療団コーポレートマンスリーサポーター」など、日頃から空飛ぶ捜索医療団の活動を支えてくださっている企業の皆様に見学にお越しいただきました。
初めてご見学の方も多く、「避難者役と医療支援チームのやり取りなどがリアルで驚いた」「混乱した現場の様子が再現されていて、緊迫感があった」といったご感想をうかがいました。
登録派遣隊員(ロスター)や国内外の支援チームとの繋がりをフル活用し、柔軟な連携により最前線の現場に支援を届ける空飛ぶ捜索医療団の機能や体制、そして目指す災害支援の在り方について、より実感を持って理解を深めていただけたように思います。
年に一度の多機関合同訓練の場は、企業ご担当者様同士の交流の場としても大きな意味を持っています。
災害支援事業の立ち上げ期からサポートいただいている企業様から、能登半島地震をきっかけにご縁ができた企業様までが一同に会し、各社ならではの災害支援のかたちや、NPOと企業との協働、そして企業同士の協業による災害支援のアイデアについても活発に意見が交わされました。
私たちはこれからも、企業の皆様との連携を大切にし、様々な協働にチャレンジしながら、紛争や災害に対して出来ること、届けられる支援を拡げていきます。
ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひ、お気軽にお問い合わせください。
▶訓練の様子を映像でご報告しています!
▶訓練の様子や代表理事・大西のインタビューが報道されました
産経新聞「「海の病院」災害医療支援船のカギは官民連携 収益性と即応性、両立困難」(2024年12月1日)
産経新聞「次々と運ばれる負傷者、鳴り響く警報音 災害に備える国内初の医療支援船、訓練に密着」(2024年12月9日)
産経新聞「「台湾有事も念頭に」国内初の災害医療船運用、ピースウインズ・ジャパン代表理事に聞く」(2024年12月10日)
「空飛ぶ捜索医療団コーポレートマンスリーサポーター」に登録いただきますと、多機関合同訓練のご見学案内が可能です。
詳細は下記ページを参照ください。