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2024年4月10日
事例紹介
活動報告
ゼンショー様に能登地震支援の報告にうかがいました

3月15日(金)、令和6年能登半島地震の被災地で支援活動を続ける現地責任者・橋本がゼンショーホールディングス本社(東京都港区)におうかがいし、石川県珠洲市を拠点とする空飛ぶ捜索医療団の活動や現地の最新状況について報告を行うとともに、同社からのご支援に対し、感謝状を贈呈させていただきました。

長年自然災害の現場で支援にあたってきた橋本でも経験したことがないほど、水道をはじめとする生活インフラの被害が深刻な今回の災害。市役所でもまだ通水が実現できておらず、市内の広い地域で断水が続く中、「食」を支えることがきわめて重要であること、また、生活再建に向けて現地に根差した支援が引き続き必要とされていることなどを、日々の活動の様子を交えてお伝えしました。

ゼンショーホールディングス様が運営する牛丼チェーン「すき家」のキッチンカーは、1月16日の初回派遣以降、4月現在も継続的に珠洲市の避難所で炊き出しをしてくださっています(関連記事)。

「すき家」と「ピースウィンズ・ジャパン」の旗を掲げた二人の様子

ゼンショーホールディングス様とピースウィンズのご縁は長く、過去にも国内外の自然災害支援にご寄付をいただいているほか、東日本大震災の被災地では複数回、炊き出しを実施いただきました。また、昨年は災害支援にとどまらず、モロッコ地震支援パレスチナ・ガザ地区での子ども支援といった海外人道支援に対しても、店舗に設置した募金箱や従業員への寄付呼びかけをつうじてご支援を頂戴しました。

ピースウィンズが支援していた宮城県気仙沼市の避難所での「すき家」の炊き出し(2011年3月)

災害や紛争の都度、私たちの活動に即応してくださる支援パートナーとして、今回も発災を受けてスムーズに連携し、最も支援が届きづらい奥能登・珠洲市での炊き出し調整に至りましたが、地域の「食のインフラ」として災害時にいち早い店舗の営業再開や炊き出しに取り組む同社と、今後は災害が起きる前の平時から体制・対策について意見交換や情報共有を行い、有事の際のより実践的な連携を目指していきます。

空飛ぶ捜索医療団では、企業・団体との積極的な連携をつうじて、民間の力を最大活用した災害支援の実現を目指しています。
企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。

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口座名義 特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパン広報口
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