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2024年4月26日
事例紹介
活動報告
雪の被災地に「あたたかさ」を届ける ユナイテッドアローズ様との能登半島地震支援

真冬に発生した令和6年能登半島地震。
空飛ぶ捜索医療団が主に活動してきた石川県珠洲市でも、特に1、2月は厳しい寒さが続き、吹雪の日も多くありました。
そこに、あたたかいダウンなど防寒具を届けてくださったのが、東日本大震災以降、私たちの災害支援を長年支えてくださっている株式会社ユナイテッドアローズ様です。

2024年4月3日(水)、ロジスティクスマネージャーの田邊が本社にうかがい、感謝状を贈呈するとともに、3ヵ月間の活動についてご報告しました。

サステナビリティ活動“SARROWS”に会社をあげて注力し、環境に配慮した商品の開発やCO2削減に取り組まれている同社。平時から、売上の一部が寄付になる「united LOVE project」などをつうじて、空飛ぶ捜索医療団の活動を継続的にサポートくださっています。

元日に発生した令和6年能登半島地震を受けては、UAクラブ会員プログラムによる「UAマイル募金」を1月5日に開始してくださったことに加えて、珠洲市の現場に防寒具200点を届けていただきました。



物資受入れ当日は、倉庫での荷受け・仕分け後、スタッフが小学校や高校、計3ヵ所の避難所を回って防寒具をお届けしました。すぐに箱を開封して袖を通す方々の姿も見られ、お話をうかがったところ、「家からどうにか持って出られた上着は1着のみで、替えがなく、入浴もできない中2週間同じものを着続けていたので、新しい上着は大変嬉しく助かる」とのことでした。
今回の災害では、ご自宅が大きく損壊し、家財を取りに帰れない状況で避難所での生活を余儀なくされている方も多く、必要とされるタイミングでお届けできたことを、配布に携わったスタッフも嬉しく感じました。

報告の場では、陸路が寸断された被災地にタイムリーかつ効率的に支援物資を届けるための協働の仕方や、環境に配慮した災害支援のあり方などについても意見交換をさせていただきました。
これからも、企業ならではのご知見もおうかがいしながら、より良い災害支援を目指して連携を深めていきます。

空飛ぶ捜索医療団では、企業・団体との積極的な連携をつうじて、民間の力を最大活用した災害支援の実現を目指しています。
企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。

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