9/30(火)専門家向け学習会 開催報告
第3回学習会「遺贈寄付 事例報告会」を開催
ピースウィンズ・ジャパンは、2025年9月30日(火)に第3回学習会「遺贈寄付 事例報告会」を日比谷図書文化館およびオンラインにて開催し、会場・オンライン合わせて多くの方にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
本報告会は、遺贈寄付に関心をお持ちの専門家の皆様へ、より具体的な現場の声をお伝えすることを目的に企画しました。
当日は、ピースウィンズ・ジャパンに寄せられる具体的な相談事例の解説と、遺贈寄附推進機構 代表取締役の齋藤弘道さんからの専門的な助言を組み合わせる形で進行しました。
増加する相談傾向とテーマ
まず、遺贈寄付ご相談係マネージャーの榛田より、年々増加傾向にある(毎年1.5倍で増加中)ピースウィンズ・ジャパンへの相談状況をご報告しました。
寄せられるご相談は、遺言書の作成方法、寄付金の使途、適切な専門家の紹介など、多岐にわたるテーマに及びます。
具体的な事例と課題への対応
続いて、具体的なご相談事例を大きく4つのカテゴリーに分けて説明しました。
はじめに、遺贈寄付をいただいた方から託された想いを、保護犬事業、災害事業、国際協力など、事業ごとに紹介しました。
次に、ご遺族とのコミュニケーションにおける工夫や、**換価が困難な「負動産」**への対応策などについて報告しました。
「負動産」への対応については、齋藤弘道さんより、寄付先団体が受け入れ困難な不動産について相談可能な「相続・不動産サポートセンター」の活動をご紹介いただきました。
質疑応答の時間では、ご参加いただいた専門家の皆様から活発なご質問やご意見をいただき、非常に有意義な情報交換の場となりました。
参加者からは、「初参加だったので大変勉強になりました。実際の事件を対象とした事例はその対処方法も頭に入りやすく、今後もぜひ拝聴したいと思いました」などの感想をいただきました。
ピースウィンズ・ジャパンでは、今後も専門家の皆様と学ぶ学習会や一般の方向けの終活セミナーを継続して開催してまいります。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。