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遺贈寄付に関するお知らせ
2025.05.26

開催報告 「終活の基礎知識ー私らしい最期のためにー」

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ピースウィンズでは、5月23日に「終活の基礎知識 ‐私らしい最期のために‐」を開催しました。少子高齢化社会を背景に、いよいよ必要性の高まる終活ですが、講師の齋藤弘道さんには、やるべきことがたくさんある中で何を優先して取り組むかなど、参加者の関心にそってお話いただきました。

最近は、代々こどもに家や財産を引き継いでいくイメージはずいぶん変わりました。さて、そんな中で、自分らしい最期のための終活にあたって、重要なことをセミナーのエッセンスとしてご紹介しましょう。

 

ご自身の財産がどのように家族に引き継がれるのか、相続税はかかるのか、といったことを調べておくことが重要です。そして、それをどうしたいのか、ご自身の意思を明確にしておくことで、残されたご家族が困ったり、争ったりするのを防ぐことができます。

財産の渡し方を具体的に検討する(遺言、信託、保険の活用)

相続の基本を理解したら、ご自身の財産を誰に、どのように渡したいのかを具体的に考え、遺言書の作成、信託契約、生命保険の活用などを検討しましょう。特に遺言書は、ご自身の最終的な意思を法的に実現するための最も確実な方法です。公正証書と自筆証書の違いもありますので、専門家の助けを借りることも検討してください。

終活の全体像を把握し、早めに準備を始める

終活は、財産のことだけでなく、医療や介護、葬儀、お墓、身の回りの整理など多岐にわたります。元気なうちから少しずつ、ご自身の望む「私らしい最期」を実現するための準備を始めましょう。

遺贈寄付も選択肢の一つとして検討する

もし、ご自身の財産の一部を社会のために役立てたいというお気持ちがあれば、遺贈寄付もひとつの選択肢です。非営利団体などへの寄付を通じて、社会貢献ができるだけでなく、ご自身の人生の集大成としてあたためていた想いをかなえることができます。

みなさまの参加の動機は、家族に手間をとらせたり心配させたくないという方、子どもがいないので死後のことが心配、ペットのことが心配、など様々でした。終活もライフスタイルや資産の状況などによってそれぞれに違います。まずは基礎知識をつけて、想いをかなえるために大切なことを、ひとつひとつやっていきましょう。セミナー終了後、参加者からは「私らしい最期について、自分の求めるところを決めていかなければと、強く感じました。そこから、まずはスタートしたいと思います。」という前向きな決意も寄せられました。

最後に、齋藤先生は「遺りものには福がある」とおっしゃっています。人生の最後に使いきれなかった「遺りもの」の使い方、社会に恩贈りすることも併せて考えてみませんか。

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