fbpx

ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2012.6.14

新たに貯水池修復と酪農家支援を開始(その2)

スリランカ 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、東部トリンコマレ県での生計支援として、初年度は公営ミルク工場の支援を行いました。その後、工場は順調に生産量を上げています。
▼前回の現地活動ルポ
 https://peace-winds.org/jp/act/srilanka/120515_1200.html
この工場に対する支援とともに、事業1年目には、工場周辺の小規模酪農家(※)52名に、酪農研修を行いました。研修では、スリランカ政府が現在推奨している飼育管理技術を指導しました。
(※1~10頭程度の牛を所有して自給自足程度、あるいは生計の足しとして酪農を実践している人びと。)

研修参加者の一人、タニハーサラムさんは「牛舎を使って水と牧草を牛にやり、一日2回搾乳するという方法で、牛乳の質と量がぐっと上がることを学んだよ」と言います。うれしいことに、タニハーサラムさんを含め、何人かの研修参加者が、学んだ飼育管理法を実践したいと意欲を見せてくれました。しかし、長年の避難生活により疲弊した彼らの経済状況では、実践するための初期投資を賄うことは難しい状態にありました。そこで事業2年目では、やる気のあるこうした酪農家をサポートするべく新たな取り組みを開始しています。
具体的には、村で酪農家組織を作り、小規模酪農家同士の学び合いや助け合いを強めて、村にこの新しい飼養管理法を広めることを目指しています。
プロジェクトでは今年、4つの村の酪農家組織をサポートします。各組織5名程度の「コア・ファーマー」を組織から選び、牛舎や牛、飼葉といった初期投資を行います。牛からの牛乳産出量が増えて所得が増えるごとに、初期投資額のおよそ半額を酪農家組織に返還してもらい、この返還額で他のメンバーが必要な初期投資を行えるような体制を整えます。

これらの小規模酪農家は、先行事業で支援した公営ミルク工場のミルク供給元にもなり、PWJの支援は、酪農世帯の自立と地域の酪農業の復興にも貢献しています。
*本事業は、外務省「NGO連携無償資金協力事業」による資金や寄付金などにより実施しています。

一覧へ戻る

ご支援・寄付のお願い

寄付控除について