ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

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2019.6.19

【ケニア】ISSB研修事業/ビジネスへの第一歩

ケニア 海外人道支援

私たちピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)は、ケニア北東部ダダーブ難民キャンプ周辺に住む、職を持たない20~30代の若者に対して、ISSB(Interlocking Stabilized Soil Block)という連結型圧縮土ブロックの製造研修を行っています。

ISSBは地元にある資材を用いて製造できるため、外部から購入する天然石のブロックよりも安価で、環境にも優しいことから、ダダーブ周辺でも注目を集めてきています。
PWJは、2017年からこのISSBの製造研修を始め、2018年にはISSB製造の復習とISSBを使った建設技術の研修を行いました。彼らが将来ISSB製造・建築技術を用いて起業し、家計を助けると同時に、地域の住環境を改善することが狙いです。2019年2月には、研修生たちが2年間の研修成果を発揮するため、初めて本格的な建設現場で見習いとして働きました。

ISSB(連結型圧縮土ブロック)
見習い研修で窓に使う金属を切る研修生

現在、研修生たちにより8つのISSB自助グループが結成されています。その1つアマコ・グループでは、リーダーがISSB製造機械を購入しブロックの製造を開始したところ、2019年4月、なんと地域の住民から壁と台所を建設するためのISSBの注文を初めて受けました!彼らの一歩一歩の前進に、私たちスタッフも一緒に喜んでいます。

研修生も参加して建てたISSB壁のトイレ
建設にあたりクライアント宅で測定作業をするアマコ・グループのメンバー

今後、これらの自助グループが起業し、ISSBブロックの製造・販売並びに建設の受注をさらに受けられるよう、ISSBの製造及び建設の実地訓練を継続すると共に、周辺地域においてISSBのことを広く知ってもらえるようPR活動を積極的に進めていく予定です。

PWJはこれからも彼らに寄り添った支援を行っていきます。皆様からのご支援を引き続きよろしくお願いいたします。

                       ナイロビ事務所駐在員
                          ギタウ明香

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