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私たちの活動

【東北支援】食と自然体験の交流拠点が完成

2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市唐桑(からくわ)地区の復興と地域再生をめざし、森里海のつながりから生まれた産品を味わったり、収穫を体験したりするための交流拠点が完成しました。

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工事が完了した交流施設。手前に移動販売車が設置されます

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交流施設の内装。壁に貼った杉の香りが心を癒します

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                     牡蠣とホタテの殻で作ったランプシェード
この交流拠点を活用した事業をともに進めていくのは、牡蠣の燻製や「森のクッティー」などを販売を通して被災地域の再生に取り組むNPOピースネイチャーラボ(PNL、同市唐桑町西舞根)。PNLは、地元の食材を使った産品の販売のほか、交流拠点の隣に設置する移動販売車(キャンピングトレーラー)を使ってカフェを営業し、牡蠣入りのパスタやシーフードカレーなども提供する予定です。これらのメニューは交流拠点内に持ち込んで食べることができるほか、屋外で海や森を見ながら味わうこともできます。外部に設置されたウッドデッキには洗い場も設置され、釣った魚をその場で調理する自然体験のコースなどにも利用される予定です。
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                      交流施設の海側のデッキと洗い場
建物の引き渡し後は、移動販売車の設置と森里海工房の移設作業を7月までに実施する計画です。完成後は、自然体験と6次産業化(*)による雇用創出などを通じた地域再生の拠点として運営される予定ですので、ぜひお立ち寄りください。
PWJは、今後もPNLと協力し、被災地域の活性化支援を継続していきます。
*6次産業化とは、農畜産物や水産物の生産(第1次産業)に、加工(第2次産業)、流通や販売(第3次産業)を組み合わせることで、農業や地域を活性化させようという考え方です。「1+2+3=6」という考え方もありますが、「1×2×3=6」という考え方が提唱されています。
Special Thanks to:
設計:株式会社梁建築設計 小林 良様 ※小林様のブログで建設の様子もご覧頂けます。
施工:津田産業株式会社 
※この取り組みは、JTIFoundationからの助成や、皆さまからのご寄付により実施しています。
▼関連リンク
食と自然体験の交流拠点 気仙沼市唐桑で着工(2015.1.9)

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