ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

2011.9.27

大船渡市にて地域商品券配布に対するアンケート調査を実施

日本

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、岩手県大船渡市にて、仮設住宅、政府の借り上げ住宅、雇用促進住宅などにご入居された方々へ、生活用品の配布ならびに大船渡市で利用できる地域商品券(地元のショッピングセンターにて利用できる商品券)の配布を実施してきました。

PWJが商品券を配布したのは、仮設住宅などにご入居される方々が新たな生活を始めるに当たり、必要な備品をそれぞれのニーズに応じて揃えていただけるようにするとともに、地元の商店で購入してもらうことで地域経済の活性化に貢献するという二つの目的がありました。5月中旬より仮設住宅への入居説明会にて商品券の配布を開始し、9月末までに、2,326世帯6,169名の方に地域商品券の配布を行いました。現在も、大船渡市役所と連携を取りながら、新たに仮設住宅へご入居される方々へ商品券を配布する日程の調整などを行っています。

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写真(上下):大船渡市蛸ノ浦での商品券配布の様子 (C)PWJ

8月には、商品券の用途に関するアンケート調査を行いました。10か所の仮設住宅にこれまでに入居された274世帯を対象にアンケートを行った結果、多くの方々から「商品券は役に立った」と回答がありました。具体的には、「地域商品券は使い慣れていたので助かった」「何も持たずに逃げたので、商品券をもらって助かった」「収入がないので助かった。」「いろいろな所で使えてよかった。外食が久しぶりにできた。」などが挙がりました。また、配布した商品券の有効期限が8月末だったことから、お盆中に久しぶりに再会した親戚をもてなすために食材を購入したり、お盆用品を調達した方も多くいたことが分かりました。その一方で、仮設住宅から商品券が利用できるお店まで遠く、交通手段がないため利用しにくかったという意見も少数ありました。PWJはこのような回答を踏まえて、今後の支援活動を展開していきます。
また、PWJは、商品券配布のみならず、今後も日々変化する現場のニーズについて調査を重ね、復興支援を継続していきます。

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