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私たちの活動

【広島】スタッフが広島の中学校で出張授業

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)で国内事業や災害現場でのレスキュー活動に関わるスタッフ・田邊圭が12月1日、広島県立広島中学校で、「『世界で働くこと』とは」というテーマで出張授業を行いました。授業には3年生2クラス約80人が参加し、熱心に耳を傾けてくれました。

広島

授業では、田邊がPWJ入職前に青年海外協力隊としてキルギスで行った際の農業支援に始まり、PWJ入職後に関わったミャンマーの給水支援、ネパール中部地震の緊急支援、その他、PWJの国内事業の活動内容や自身の現在の取り組みについて話しました。

キルギスやミャンマー、ネパールといった国々は、生徒たちにとって、「聞いたことはあるけど、どこにあるのか、どんな国なのか分からない」国々だったとようで、その国の生活の様子や支援の内容を聞いた生徒たちからは、「もともと海外へ行きたいという気持ちがあったのか」「何がきっかけでキルギスへ行くことになったのか」という質問が出ました。

それに対して田邊は、「学生のころからずっと海外へ行きたいという気持ちがあったわけではなく、高校の先生から海外生活の体験談を聞いたことがきっかけとなった。また、自分が農業を専門的に勉強していたことも発展途上国での農業支援につながっていった」と話しました。そして、「海外に行くならこういう勉強をしなくては、とは焦らずに、今ある時間を有効に使って、めいっぱい遊ぶことも大切。勉強では得られない経験が、海外へ出てからの引き出しを増やしてくれることもある」と語りました。

多彩な事業を行っているPWJでは、それぞれの希望のテーマに応じた出張授業を行っています。海外での難民支援や国内外の災害支援、災害救助犬の育成や犬の殺処分ゼロへの取り組みについてなど、学校だけでなく社会人向けの講演依頼も多方面から受けています。PWJの活動をより多くの人に知ってもらうため、今後も広報活動の一環として講演活動に積極的に取り組みたいと思っています。

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