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私たちの活動

【ハイチ】事業スタッフの奮闘~アンリエットさん~

こんにちは!私はアンリエットです。
衛生環境向上(WASH)と防災(DRR)の専門家としてPWJで働いています。
私はPWJの事業地である南県で生まれ育ちました。
南県は南西に位置し、大きな海と山に囲まれているため漁業や農業が盛んで、海では新鮮な魚やロブスターが、山ではカシューナッツやピーナッツが特産品として代表的な地域です。また、美味しいお米の産地としても有名です。

私とPWJの出会いは、ハリケーン・マシューが南県に直撃した2016年に、PWJが私の働くトーベック市で物資配布の支援をしている時でした。

PWJが2018年に南県で住民の災害対応力向上を目指した事業を開始すると聞いた時に、私は前職である赤十字での衛生啓発活動の経験を活かし、南県の脆弱なコミュニティの状況改善の役に立ちたいと強く思い、PWJで働くことを決めました。

PWJ事業では、主にコミュニティや学校で実施している衛生環境向上(WASH)、防災能力強化活動(DRR)において活動の中心となるリーダーや促進員への助言をしています。また、ワークショップを通じてたくさんの住民に向けて啓発活動も行っています。
 


衛生(WASH)研修を行っている様子
 

住民と地域の危険箇所を確認、地図を作成中
 

衛生(WASH)において、簡易手洗い器の設置方法を学び、実践しているところ

 
しかし、私たちの活動はいつも順調に進んでばかりではありません。雨がたくさん降った日は道路が使えず、活動地へ行くことができない日もあります。また、時に暴動が起き、燃やされたタイヤが道路に山積みにされて通ることできずに、事務所から出られない日もあります。
しかし、それでも私はこの活動を続けたいと思えるのは、私たちの活動を応援してくださる方々がいるからです。
私が一番印象に残っているのは、2018年の事業地であるサンジャン・ドゥ・スッドでトイレ使用の重要性に関する啓発活動を行っていた時に出会った地元の有力者の方です。その方は、私たちの活動に対して感謝と激励の言葉をかけ、その日からこのコミュニティの啓発活動の中心人物として私たちの活動を応援してくれるようになりました。この時、この仕事をやっていてよかったと心から思いました。
 


事業地における教員研修参加者と

 
活動中は大変なこともたくさんありますが、脆弱性の高い状況にいる住民が衛生や防災についての知識を得て災害に強いコミュニティづくりができるように、私はこれからもPWJの活動に誇りをもって頑張っていきたいと思います。
(注:本人へのインタビューに基づき、PWJスタッフが日本語訳と編集を行いました)
 
※上記の事業は、平成31年度(令和元年度)外務省・日本NGO連携無償資金協力の支援を受け実施しています。
 
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■クレジットカードでの受付

 

■郵便局でのお振込
口座番号:00160-3-179641
口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
通信欄 :「ハイチ事業支援寄付」と明記してください。
 
■銀行でのお振込
三井住友銀行 青山支店
口座番号:普通 1671932
口座名義: 特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパン広報口
※銀行振込はお振込み人様を特定できません。お振込み後に、HP問合せフォームよりご連絡ください。
 
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2014年12月、広島県より「認定NPO法人」として認可されました。これにより、PWJへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。くわしくは寄付金控除(認定NPO)についてをご覧ください。
 
※様々なサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキュー及び被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。

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