ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

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2018.9.6

【ハイチ】衛生知識向上ワークショップを開催

ハイチ 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、ハイチ共和国南郡サンジャン・ドゥ・スード・コミューン(自治体)において、コミュニティセンター建設と並行して、衛生知識向上ワークショップも実施しています。
サンジャン・ドゥ・スード地域ではトイレの普及率が20%程度と低く、住民は衛生環境に関する知識もあまりないため、特に災害時に地域の衛生環境の悪化が心配されています。 PWJの事業では、コミュニティセンターへトイレ設置とともにトイレの普及を促す啓発や衛生知識の向上、防災・減災の知識に関するワークショップも開催することで、コミュニティが総合的に自然災害に備える能力を強化することを目指しています。
7月に入り、第1棟の建設地であるバリース地区と第2棟建設地のサロモン地区からの参加者を集めて、第一回目の「衛生知識向上ワークショップ」を開催しました。各地区のコミュニティリーダー、コミュニティセンターの運営管理委員、地域組織の代表者や教会メンバーなど30名で構成される「衛生・防災促進グループ」は、PWJスタッフによる計4回の講習を受講し、地域の衛生環境向上を目指して周辺住民や学校にて啓発活動を行います。この活動を通じて地域住民がトイレ設置の重要性や正しい手洗い方法などを習得し、生活衛生の意識を高め、家庭内の衛生環境が改善されることが期待されます。
WASH講習を開始1 Hand Washing
初回のテーマは「水と衛生(WASH)」で、参加者の自己紹介の後、まずはWASHに関する現在の知識を測るための事前テストを行いました。次に、WASHの概念の説明と病気の感染ルート(汚染経路)について参加者自身の日常生活を振り返りながら話し合いました。参加型グループワークの後、各グループは短い発表を行い、質疑応答やディスカッションを通して他のグループとも学び合いました。お互い影響し合って学ぶ参加型ワークショップにより、参加者は「『WASH』について深く理解することができた」と感想を述べました。
参加者はある程度の知識は既にあるものの実践していない人が多く、このワークショップを通して、今後は日常生活でもトイレの後と食事前の手洗いや、余った食事には必ずハエ除けガードを置く等の衛生行動に気をつけていくという意見がありました。「今日の学びについては家族や近所の人に共有します」と1人の参加者は語りました。
WASH Participants WASH講習を開始1
PWJは、今後もWASHの推進と、コミュニティ防災・レジリエンス強化事業に取り組んでいきます。引き続き、皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
※上記の事業は、外務省・日本NGO連携無償資金協力の支援を受け実施しています。

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