僕、夢之丞（ゆめのすけ）。愛護センターで殺処分されるところを救い出されて、PWJレスキューチームの最初の災害救助犬になったんだ。
愛護センターではその日の朝、僕以外のワンコ達はみんな処分されてしまった。生まれて3か月だった僕だけが次の日の処分を待つことになったんだ。怖くて寂しくて、真っ暗なゲージの中からスタッフが抱き上げてくれた時には、おもらししてしまったんだ。それから僕はPWJに引き取られて災害救助犬として訓練を受けている。僕のように殺処分からワンコ達を守るため「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトが誕生したんだ！

そして僕が救助犬訓練を初めて4年、2014年の広島土砂災害では行方不明者1名を発見することが出来た。それから今まで10回以上災害現場に出動している。人間に救ってもらった僕が、人の命をつなぐお仕事をする！
僕たちが命を最後まで輝かすことが出来るため、どんなワンコも最後まで安心して暮らせるように皆さんの応援をよろしくお願いします！