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児童養護施設の子どもの大学等への進学率は、社会全体の約4分の1しかありません(厚生労働省調査,2018年)。
ましてや、より多額の資金が必要となる海外留学は、いくら本人が希望しても児童養護施設だけでは支えきることが難しく、諦めざるを得ないのが現状です。
ピースワラベJAPANは、「どのような環境にいる子どもにもチャンスが与えられる世の中にしたい」という思いから、養護施設の子どもたちの留学を支援する本プロジェクトを開始しました。
留学を通して、子どもたちは視野を開かれ、成長していきます。
また、留学する先輩の姿は、養護施設の他の子どもたちにとっても大きな刺激となるでしょう。
困難に負けず、夢にむかって挑戦する子どもたちを、一緒に応援してください。
児童養護施設から推薦を受けた中学生・高校生の中から参加者を選抜します。短期の「スタディーツアー」を経験したり、希望者は高校を1年間休学しての「長期留学」に進むこともできます。
2023年3月現在、第1号生の6人が、短期「スタディーツアー」にむけた準備に取り組んでいます。
◎100万円……「スタディーツアー」に1人が参加できます。(飛行機代、宿泊費、食費、交通費、運営費など)
◎500-700万円……長期留学に1人が参加できます。(飛行機代、学費、ホームステイ(寮)費、生活費、運営費など)
※実際の費用は為替レートや学費などに左右されます。
私は日本初の公設民営のフリースクールを立ち上げて、25年間、貧困や不登校、被災したこどもなど、いろんな課題とたたかうこども達と一緒にすごしてきました。
その中でこども達に教えてもらったのが、どんな子も、自分の能力を花開かせるきっかけと場さえあれば、素晴らしく素敵で魅力的な大人に育っていくということです。
今回のプロジェクトからも、自分の経験を糧にして、やさしくてたくましいチェンジメーカーが生まれることを期待していますし、信じています。
また、その姿を見た施設のこども達が刺激を受けて、同じように世界を目指してくれる、そういう循環ができることも期待しています。
児童養護施設で育ってきた子どもは、経済面で大きなハンディキャップがあるため、「自分の人生ってこういうものか」と自分を小さく見積り、挑戦をする前に諦めてしまうことが多いと思います。
そんな中、僕は高校3年生の時にカナダで子どもの権利擁護について学ぶ機会をいただきました。
軽い気持ちで参加したものの、帰る頃には自分の思いを、施設の職員や行政機関などの大人に主張できるようになりました。
また、世界中の子どもがチャンスを掴める世の中にしたいと強く思うようになりました。
今僕はイギリスの大学に通っていますが、自分でも感じる変化は、問題や壁にぶつかったとき、「自分ならこうやって解決したい」と、前向きな視点で物事を考えられるようになったです。
カナダでの経験が僕にとって大きなターニングポイントとなったように、このプロジェクトが児童養護施設の子ども達にポジティブな影響を広げていくと信じています。
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