ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して海外国内問わず支援活動を行うNGOです。

特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン
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シリアの現地活動ルポ

シリアの現地活動ルポ

【シリア】戦闘下で生きる人びとに目を向けて

2018.12.27

 「戦闘下の町でも、そこに暮らす人たちがいる。そうした人たちに目を向けてほしい。」

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)がシリアで一緒に活動している提携団体スタッフのひとりが、静かにそう話しました。
シリアでは、いまだに多くの人々が厳しい避難生活を送っている一方、避難先からもとの場所に帰り始める人々も見受けられるようになりました。しかし、帰還先は激しい武力紛争の後で建物やインフラ設備が破壊され、食べものも水も手に入れることが難しい状況です。
そのようなところで私たちが食糧キットを届けた、2つの家族のお話をご紹介したいと思います。

写真①-20181218

アリマさん
「2013年に、避難を余儀なくされました。それまでは学校で先生をしていました。それはよい生活でした。」
アリマさん(46歳)は、ひとりで5人の子どもを育てています。
「夫は、5年前に亡くなりました。今は、5人の子どもたちと一緒に住んでいます。私は退職したので、収入はありません。5人とも学校に行っていますが、私たちがこうして生活を送れているのは、年金と支援団体からの支援があるからです。」
「あなた方には、この食糧が私たちにとってどれだけ意味のあることか、想像もできないでしょう。とっても嬉しいわ。とてもじゃないけれど、これだけの食糧を買うことはできないから。」

配布時の様子②-20181218
配布時の様子③-20181218

サラさん
「2年前に夫が亡くなり、6人の娘たちとの生活を、私一人で支えなくてはならなくなりました。1番上の子は、まだ11歳です。」
壊れた建物に住むサラさん一家。激しい戦闘の後、彼女と6人の子どもたちは、ようやく見つけたこの建物で暮らしています。
「戦闘が始まってすぐ家が壊され、過酷な避難生活を経験しました。私たちは路上や果樹園で寝ていました。時には、どこにも行く場所がないこともありました。この壊れた建物を見つけてからは、ずっとここにいます。」

写真④-20181218

「私の夫は、紛争で殺されました。私たちには収入がありません。食糧キットをありがとう。私たち家族には、こうした支援が必要なのです。」

爆撃の恐怖に怯えた日々を過ごし、さらに貧しい生活が何年も続いたことで、シリアの人々は心身ともに疲れ切っています。たとえ戦闘が落ち着きを見せたとしても、以前のような生活を取り戻すまでには時間がかかるので、食糧や水の支援も、建物やインフラ整備もまだ必要です。
PWJは提携団体と共に、シリアの人々の生活再建に手を差し伸べ続けてまいります。みなさまからの温かいご支援を、ぜひよろしくお願いいたします。

本事業は、みなさまからのご寄付のほか、ジャパンプラットフォームからの助成金により実施しています。

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