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ニュース

※中止となりました※【12/24(土)オンラインイベント】荻上チキ×白井智子,大山遥,宗太一が語る『児童養護施設で暮らす子どもたちに留学のチャンスを!』開催

【イベント中止のお知らせ】

 
12月24日(土)に開催を予定しておりましたオンラインイベント「児童養護施設で暮らす子どもたちに留学のチャンスを!」につきまして、諸般の事情により中止することになりましたことをお知らせいたします。
楽しみにされていた皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
今後ともピースウィンズの活動にご関心をお寄せいただければ幸いです。
 
ピースウィンズ・ジャパン
 
 
児童養護施設で暮らす子どもたちに留学のチャンスを!
 
児童相談所への児童虐待相談件数は2022年9月の厚労省発表によると、20万8000件近くにのぼり、過去最高の相談件数になっています。
児童養護施設では、こういった児童虐待を受けた子どもたちや、交通事故や病気など様々な事情により保護者が居ない子どもたちが生活していますが、コロナ禍の影響もあり、先生方もさらに忙しく子どもたちの進路相談にのる余裕がなかったり、子どもたちもこれまでのようなアクティビティが減ったりということで、世界を見る機会がますますなくなっています。
 
そうした中、国内外の災害支援、難民支援など人道支援活動を行っている、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(本拠地広島県、代表大西健丞)では、養護施設の職員研修を行うNPO法人チャイボラさんの協力のもと、留学を希望する子どもたちがいるかどうかというヒアリングを行ったところ、多くの施設から反響があったため、今回、『どのような環境にいる子どもたちにもチャンスが与えられる世の中にしたい』というプロジェクトの第一弾として、メルカリ取締役会長の小泉文明さんらと共に、Study in Americaという養護施設の子どもたちのための留学支援プロジェクトをスタートすることになりました。
 
そこで、今回モデレーターに評論家の荻上チキ氏を迎え、NPO法人TOYBOXなどで、20年以上、子ども支援を行ってきた新公益連盟代表理事の白井智子氏、養護施設の職員研修を行うNPO法人チャイボラ代表の大山遥氏、小学5年生から高校3年生まで養護施設で過ごし、このプロジェクトの0号留学生としてイギリスに留学中の大学生宗太一氏もイギリスからオンラインで参加し、養護施設のリアルな現状についてや、このプロジェクトへの思い、宗太一氏からは留学生活についてなどをお話いただくオンラインイベントを開催することになりました。
 
白井智子氏、荻上チキ氏という子ども・教育分野に長年携わってきた2人には、今の日本の子どもたちのおかれた状況、課題、解決策、というお話もざっくばらんに語ってもらう予定です。
 
開催日の12月24日はクリスマスイブ。多くの方にご参加いただき、日本の子どもたちの未来をみんなで考え、一緒にサポートをしていくきっかけになるようなイベントにしたいと思いますので、是非多くの方にご参加いただければ幸いです。
 
イベント概要
日時 2022年12月24日(土) 10時30分―11時30分 ※参加者からのご質問も受け付けます
場所 オンライン 
登壇者 荻上チキ(評論家)、白井智子(新公益連盟代表理事)、大山遥(NPO法人チャイラボ代表理事)、宗太一(Study in America 0号留学生、現在イギリス留学中)
問い合わせ先 認定NPO法人ピースウインズ・ジャパン
担当:富田 メールアドレス education@peace-winds.org
主催:認定NPO法人ピースウインズ・ジャパン「Study in America」プロジェクト
 
※登壇者など予定は変更になることがあります。予めご了承ください
 
【0号留学している養護施設出身の大学生からのメッセージ】
私は、兵庫県神戸市の児童養護施設で小学5年生から高校3年生まで生活していました。施設退所後は、四天王寺大学(大阪)で4年間過ごしました。この度、ピース・ウィンズ・ジャパン様からご支援いただいて、イーストアングリア大学(イギリス)の修士課程国際社会開発学に在籍しています。初めての海外は、カナダの2週間ほどの滞在でした。当時高校3年生だった時にトロントで子どもの権利ワークショップに参加し、カナダのアドボカシーの歴史や実践方法を学びました。その後日本で、国際シンポジウムや学会に当事者としてスピーチをし、最終的には児童養護施設の退所後の自立支援について厚生労働省副大臣と文部科学省大臣の前でショートスピーチをさせていただきました。初めての海外経験が自分の人生をより良いものに変えてくれました。
 
登壇者プロフィール
1.荻上 チキ
評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事。一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」所長。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティー。「荻上チキ・Session‐22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティー賞、2016年度ギャラクシー大賞を受賞。著書に、『未来を作る権利』(NHKブックス)、『災害支援手帳』(木楽舎)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP親書)など。
 
2.白井智子
NPO法人新公益連盟 代表理事
1972年千葉県生まれ。幼少期を豪・シドニーで過ごす。1995年東京大学法学部卒業後、松下政経塾に入塾。1999年沖縄にフリースクールを立ち上げ、校長をつとめる。2003年大阪府池田市教育委員会から委託を受け、不登校の子どものための全国初の公設民営のフリースクール「スマイルファクトリー」を設立。東日本大震災後は福島県南相馬市に「みなみそうまラーニングセンター」「原町にこにこ保育園」「錦町放課後児童クラブ」を開設。
現在、新公益連盟代表理事、大阪関西万博TEAM EXPOプログラムSustainable Innovation Lab共同代表、内閣府休眠預金等活用審議会委員等をつとめる。
日経ビジネス誌「次代を創る100人」等に選出。TBS「ひるおび」コメンテーター
 
3.大山 遥
NPO法人チャイボラ 代表理事
2009年(株)ベネッセコーポレーションマーケティングに就職。教材を寄付しようと児童養護施設へ問い合わせをした際に職員不足の現状を知り施設職員になるため退職決意。施設で働く資格を取得すべく保育士の夜間専門学校へ入学。現在は児童養護施設で働きながら、施設職員の確保と定着をサポートする事業を全国に展開している。
 
【特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン】
代表理事兼統括責任者:大西 健丞
設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町
主な活動:海外人道支援、災害緊急支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
 
ピースウィンズは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界36カ国で活動しています。また、緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動など社会課題解決のソーシャルプラットフォームとして活動を続けています。ロシアによるウクライナ侵攻では、即座に隣国ポーランドで調査を開始、現在モルドバとウクライナ国内のキーウに事務所を開設して侵攻の影響を受けた方々への人道支援を続けています。

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