SHARE
facebook X LINE
ニュース

【イスラエル・パレスチナ】声明文について外務省と面談を行いました

5月17日に茂木外務大臣あてに提出いたしました「(日本のNGO団体による声明)イスラエルおよびガザに一刻も早い停戦を」について、本日19日16時より1時間弱、声明の呼びかけ団体4団体は、外務省中東一課および民間援助連携室の方々と面談をしました。
 
NGOからは、2014年以降最悪の事態が1週間も続いて既に多くの命が失われ、必要な人たちに支援が届かなくなっている状況をお伝えし、改めて日本政府としての停戦に向けた努力をお願いすると同時に、具体的にとられている対応をお伺いしました。
中東一課の河原課長からは、日本政府としてイスラエルおよびパレスチナ双方の駐日大使館、また現地の日本大使館を通じて両国政府に自制を求めていること、また外交上の理由で詳細は明らかにはできないとしつつ、アメリカはじめ国際社会との協議や情報交換を行っているとの話がありました。
私たちからは、外務省のHPで発表されている談話に「東エルサレムにおける衝突と暴力」、「ガザ地区からのロケット弾発射」とのみあり、イスラエルの空爆に関する言及がないことについて、日本政府の立場をお伺いしました。それに対しては、日本政府は、イスラエル・パレスチナ双方に暴力行為の停止、外交努力による問題の収拾を求めているとの回答でした。
 

 
停戦とならなければ、今回の一連の武力攻撃の被害者を支援することも、これまで実施してきた活動を続けることもできなくなります。爆撃にさらされ恐怖におびえる人たちが安心できる日が1日も早くくるように、また私たち日本のNGOが現地の人々とともに活動を再開することができるよう、日本政府にはあらゆる手段を駆使して停戦に向けた努力を続けていただくよう強くお願いして今日の話し合いは終わりました。
 
ピースウィンズ・ジャパンでは、引き続きスタッフや関係各所と連絡を取り、状況の把握をすると共に、現地の方々に寄り添った支援を実施できるよう努めてまいります。
 
■PWJのパレスチナでの活動を支援する(今回のみ寄付)
https://krs.bz/pwjpr/m/onlythistime?e_1107=40
 
■PWJの活動全般を継続的に支援する(毎月継続して一定金額を寄付)
https://krs.bz/pwjpr/m/supporter?f=12d9b4a1&x=215&y=29

SHARE

SUPPORTご支援のお願い

支援が必要な人々のために
できること

ピースウィンズは世界各地の地震・洪水・干ばつなどの自然災害と、
紛争や貧困など人為的な要因によって
生命や生活の危機にさらされた人を支援しています。
また、復興・開発のために支援を行います。

  • HOME
  • ニュース
  • 【イスラエル・パレスチナ】声明文について外務省と面談を行いました