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ニュース

海外事業部による報告会を実施しました!

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もしこの世界が100人の村だったとしたら、
世界には何人の難民がいるか知っていますか。
よく聞く「もしこの世界が100人の村だったら・・・」、
しかしその答えを知っている人は多くありません。
答えは1人です。あっていましたでしょうか。
一人という答えに、少ないと思われたでしょうか?
ではこの1人とは実際の人口にした時に何人になるか知っていますか。
UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)の調査では2018年6月現在、世界には約8,500万人の難民がおり、この5年間難民の数は増える一方です。
いかに関心を持っていても知る機会がなければ、知って頂く機会がなければ、いつかその関心は薄れていってしまうのかなと思います。
世界各国で今まさに問題となっている難民についても同じです。
難民問題は常に起きており、多くの方に知って頂く機会が必要だと考えています。
そこで少しでも多くの人に私たちが見てきた難民キャンプの実情を知って頂きたいと思い、10/12(金) 聖心女子大学グローバルプラザ(4号館)BE*hiveにてバングラデシュとウガンダの難民キャンプ事業報告会を開催させて頂きました。
当日は様々な業種・年齢の方々が15名ほどご参加くださり、時には和やかな、時には真剣な雰囲気の中、報告会を終えることができました。
ご参加頂いた方々、ご関心を持ってくださった皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
報告会には現バングラデシュ駐在員の白井と元ウガンダ駐在現地代表の竹中が登壇し、各事業地の事業報告と、2つの難民キャンプの状況を比較しながら現状や今後の課題を話させて頂きました。
難民キャンプといっても場所によって状況は全く違うため、支援の仕方も異なってきます。
当団体はバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプでは医療支援を、ウガンダのビディビディ難民キャンプ(正式にはビディビディ難民居住区、以下左記名称)では給水・衛生、仮設シェルター支援を行っています。
現場の課題も様々です。ロヒンギャ難民キャンプでは雨季はキャンプ内の道が歩けない状態になり、私たちもキャンプに入れなくなるなどの影響が出ています。ビディビディ難民居住区では支援物資の転売などが問題になっています。

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双方のキャンプでは暮らしている人・状況・問題も違いますが、彼らは私たちと同じように生活を営んでおり、1人の人間だということは忘れてはいけません。
報告会と同時に9/29(土)~10/19(金)の期間、同会場にてロヒンギャ難民キャンプで私たちが行っている医療支援活動、特に母子に焦点を当てた活動の写真展も開催させて頂きました。
今回の報告会・写真展実施の目的は初めに触れたように少しでも多くの方に難民キャンプのことを知って頂くことです。
我々ピースウィンズ・ジャパンはこれからも報告会や写真展など情報発信に力を入れていきたいと考えております。
バングラデシュ事業の写真展や私たちが実施している難民キャンプ事業について関心ある方がいらっしゃいましたら是非下記広報担当までご連絡ください。お待ちしております。
Email:pr@peace-winds.org
担当: 里
皆様が地球のいたるところで起きている難民キャンプ問題を知る機会を持って頂ければ幸いです
私たちの活動は特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの助成金にて実施しております。
筆者:バングラデシュ事業東京デスク担当 安間叙通(あんまのぶみち)

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