ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

Emergency

緊急支援情報

2019.10.25

【イラク】日々増加するシリア難民

緊急支援情報

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の事業実施パートナーとして、シリアのクルド人居住区へのトルコ侵攻によりイラクのクルド人自治区に逃れてくるシリア難民に対して、10月14日から緊急支援を開始しています。10月23日までにバルダラシュ難民キャンプにて2,079張のテント設置を完了しました。

バルダラシュキャンプでのPWJによるテント設営。以前は別規格のテントが設置されていた場所のため、コンクリートの土台を拡張しています。
バルダラシュキャンプの様子。各テントに隣接してトイレ、シャワー、キッチンが設置されており、修復が進行中です。

バルダラシュキャンプは2014年の人道危機の際、国内避難民キャンプとして設置され、その後国内避難民の帰還・キャンプ統合を経て、数年間は空になっていたため、トイレ・シャワー、水タンク、配管などさまざまな修理が必要です。また、夜は冷え込む季節になってきています。シリア難民の方々からは、「水を運ばなければならない」、「今日やっと、うちのトイレをなおしてくれたが、床はまだ壊れている。」、「夜が寒いので、子どもに暖かい服がいる」などの多くの訴えがきかれます。人道支援団体は、できるだけ早く少しでもよい環境を整えられるよう、早朝から夜遅くまで調整と支援を続けています。

バルダラシュキャンプでは毎朝、支援団体による調整会議が行われています。
子どもたちが水運びの手伝いをしています。

「シリアのカーミシュリの自宅では、すぐ近くで爆撃音が響き、夜も眠れなかった。政府の農業エンジニアとして働いていたが、仕事も自宅も全て手放し、妻と子ども二人で命からがらなんとか国境まで逃れてきた。明日は、母と妹も到着する予定。何か仕事がないだろうか。」 こう話した英語の上手な男性の表情に、家族の生命が助かったことの安心と、前向きな意志を感じました。

シリア-イラクを超えるシリア難民は10月14日~24日の総数10,168人、日々の流入人数も増加しつつあり、10月24日だけでも1,738人の入国がありました。バルダラシュキャンプは10月26日でいっぱいになると予測されているため、PWJでは次のキャンプとしてUNHCRに指定されたガウィランキャンプへのテント設営を本日開始します。大勢のPWJスタッフが、週末を返上して支援を続けています。

PWJはUNHCRの事業実施パートナーとして支援を行っています。

※本事業は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの助成金やみなさまのご寄付により実施しています。
ピースウィンズ・ジャパンのイラクでの活動に、皆さまからの温かなご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 
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