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私たちの活動

【ウクライナ危機】避難所支援活動が5ヵ月目に突入しました

ピースウィンズ・ジャパンは、モルドバのNGO「モルドバ・ウクライナ国民議会(National Congress of Ukrainians of Moldova:NCUM)」と共同で、ウクライナからモルドバへの避難民が滞在する一時避難所の運営を行っています。
 


定期ミーティングの様子

 
私たちは、ロシアによるウクライナ侵攻から12日後の3月8日に、日本からモルドバへスタッフを派遣し、その日のうちにNCUMと一時避難所運営についての打ち合わせを行いました。
NCUMのスタッフの約80%はウクライナ人で、ほとんどが2月24日の侵攻以降にモルドバへ避難してきた人々です。
 
3月に打ち合わせをした時点で、NCUMには避難民支援や国際NGOとの共同プロジェクト運営の経験があるスタッフがおらず、一時避難所の運営はまさにゼロからのスタートでした。
 


3月8日の避難所の様子。物資は足りず、内部は混沌としている

 
その後は、状況を確認するための打ち合せを定期的に行い、プロジェクト内容を一緒に考えたり、困ったことがあれば相談に乗ったりしながら密なやり取りを続け、現在ではUNHCRなど他の国際機関から「モルドバ国内で1位2位を争う、暮らしやすい良い避難所だ」と評価されるほどの質の高い運営ができるようになりました。
 


8月8日の避難所の様子。きれいに整備され、生活環境が以前よりも整っている

 
本避難所は特にキシナウ市内では珍しく、ペット連れや障害のある方々も一緒に避難できる場となっています。
 


ムィコラーイウから生後5か月のペットと一緒に避難してきた女性(右)

 
また、子どものメンタルヘルスケアにも力を入れており、「チャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)」と呼ばれる子ども達が安心して遊べる場所も併設しています。ここで遊んだり勉強したりする子ども達の保護者からは「安心して避難生活を送れるようになった」との声が寄せられました。
 


約3か月間、同避難所にて暮らしている子どもたち

 
ピースウィンズ・ジャパンは、今後もウクライナの人々と共に支援を続けてまいります。引き続き皆様からのあたたかいご支援のほどよろしくお願いいたします。
https://global.peace-winds.org/support/ukraine

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