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海外人道支援

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2020.9.23

【ウガンダ】月経衛生管理キットの配布後調査を実施しました

ウガンダ 海外人道支援

月経衛生管理キットの配布後調査を実施しました

ピースウィンズ・ジャパン(以下、PWJ)は、コンゴ民主共和国(DRC)難民支援の一環として、ウガンダ西部のチャカII難民居住区にあるブケレ小学校、ブウィリザ小学校、スウェスウェ小学校で衛生普及活動を行っています。2020年5月21日から6月5日に配布された月経衛生管理(MHM:Menstrual Hygiene Management)キットがどのように使用されているかを確認し、今後の円滑かつ効果的な支援に向けて利用者である女子生徒の生の意見を聞くために、7月24日から8月4日にかけて事後調査を実施しました。

本来ならばより多くの女子生徒を対象に事後調査を行うべきですが、ウガンダでは新型コロナウィルス感染症拡大防止策の一環として2020年3月21日以降は学校が休校となっており、また密集や密接をさける必要があることから、今回はPWJスタッフがMHMキットを受け取った2,173名の女子生徒のうち、各校20名、合計60名を対象に戸別訪問を実施し、配布に協力してくれた衛生担当教員や村落保健チームメンバーとともに聞き取り調査を行いました。聞き取りは、保護者の同意を得た後、衛生担当教員や村落保健チームメンバーが調査票をもとに質問を読み上げ、必要な場合は生徒の母語を用いて補足の説明をしながら実施しました。
 


質問票の記入方法を説明する村落保健チームスタッフ

 

調査に参加した女子生徒のうち、月経経験者全員が前回の月経時にMHMキットに含まれていた再利用可能ナプキンを使用し、快適だったと回答しました。下着に関しても、97%の調査参加者が既に使用しており、快適だったと回答しています。チャカII難民居住区に住む女子生徒の多くは経済的な理由から生理用ナプキンを購入できず布切れなどを使用し、一部の家庭では下着も購入できません。コロナ禍で経済活動の停滞が長期化し、生活がより一層厳しくなっていることもあり、保護者からもPWJのMHMキット配布に対して感謝の言葉が寄せられました。また、再生利用可能ナプキンや、下着を含めた衣類の洗濯用に一緒に提供したバケツも難民居住区で早速利用されていました。
 


配布されたバケツを見せる女子生徒と衛生担当教員

 

一方で、約12%の女子生徒が月経に関して周囲に相談することをためらうと回答しており、周囲の大人たちが彼女らを取り巻く困難な状況に対して十分な注意を払ってくれないといった声が一部の女子生徒から聞かれました。この閉校期間中に、早婚や望まぬ妊娠に直面する女子生徒が増えているといった報告もあり、事態は深刻です。その他、再利用可能なナプキンの洗い方が良くわからなかったという声や、水が不足していて十分に洗濯ができないといった切実な回答もありました。使用方法については、配布時の説明およびチラシによる説明書きを含めてはいるものの、配布後にはより細やかなフォローが必要であることが浮き彫りになりました。
 


生理用品の使い方について質問に答える村落保健チームスタッフ

 

新型コロナウィルス感染症拡大防止措置によりワークショップなど会合の開催が規制されており、MHMについての啓発活動も容易ではありませんが、PWJは人数を小規模にしたワークショップの開催や、その他様々な形での啓発活動を行い、生徒たちや家族、地域住民の理解を深めていきたいと考えています。同時に、水不足が深刻なチャカII難民居住区の給水環境改善に寄与するため、給水施設の整備を急ピッチで進めています。
PWJは引き続きウガンダ国内でDRC難民支援を行っていきます。引き続き皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 
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