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私たちの活動

【ウガンダ】衛生普及活動で、女子生徒が快適に学べる環境づくり

ピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)は、ウガンダ北西部の南スーダンとの国境付近にあるビディビディ難民居住区とインヴェピ難民居住区にて、トイレ・水浴び場建設やシェルター建設、衛生普及活動などの支援を行っています。今回は、PWJが学校で実際に実施している衛生普及活動についてご紹介します。
 
PWJは2018年3月から2019年3月にかけ、ビディビディ難民居住区内の小学校3校と中学校2校、インヴェピ難民居住区内の小学校1校の、計6校で衛生普及活動を実施してきました。衛生普及員をビディビディで4名、インヴェピで3名採用し、生徒たちが学校内やトイレ周りの清掃、手洗いなどを実践していくよう働きかけています。加えて、各学校の衛生クラブ員である生徒を対象に、衛生知識向上のための研修も実施しています。

 
2019年3月初めには、アリワ中学校で2日間の衛生研修を行いました。PHAST(Participatory Hygiene and Sanitation Transformation)という参加型の研修手法が用いられ、生徒の積極的な参加が促されました。

病気の感染経路について絵を並べて説明する研修参加者
病気の感染経路について絵を並べて説明する研修参加者

また、アリワ中学校にて2月に建設された更衣室は、学校で突然生理になってしまった生徒のために、着替えや洗濯ができるスペースとなっており、緊急キットとしてナプキン等も整備しています。月経の知識や必要なケア、適切な対処方法などについて学ぶ月経衛生管理研修も行ってきました。この更衣室は、学校での衛生活動を行うなかで、月経中の女子生徒が数少ないトイレや女性教師の宿舎で着替えや布ナプキンの洗浄をしている実態が分かり、現地から必要の声もあがったことから実現されました。これにより、女子生徒の心理的負担が軽減され、学校を欠席することなく勉学に励めるようになることが期待されます。

学校敷地内に建設した女子更衣室
学校敷地内に建設した女子更衣室

難民居住区で生活する生徒たちの衛生環境を改善し、より良い生活環境を整えていくため、今後もPWJスタッフ一同努めてまいりますので、皆さまのご支援のほどよろしくお願いいたします。
 
ウガンダ事業へのご支援はこちらから:
https://krs.bz/pwjpr/m/onlythistime?user=sh991203&rm=html

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