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私たちの活動

【ウガンダ インヴェビ難民居住地区において、南スーダン難民スタッフの紹介】

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、ウガンダ北部のビディビディと隣接するインヴェピ難民居住地区で南スーダン難民への支援をしています。ここでは日本人スタッフ3名を含む23名のスタッフが日々支援活動をおこなっています。その中には、難民の方9名もスタッフとして働いています。今日は、難民でスタッフのキデン・エスターさんを紹介します。

住民から聞き取りをするキデンさん(左端)
住民から聞き取りをするキデンさん(左端)

エスターさんは、南スーダン難民で、インヴェピ難民居住地区には2017年2月に来ました。2018年3月からPWJのプロジェクト・アシスタントとして働いています。彼女はこのお仕事への熱意をこう語ってくれました。
「ここでは、家族は4人で、子供3人と一緒に暮らしています。子供はまだ小さいので、日中彼女が働きに出ている間は近くの村からベビーシッターに来てもらっています。夫とは子供ができてすぐに別れたので、シングルマザーとして生活をやりくりしています。大変ですが、子供の存在が今の彼女の原動力になっています」

また、彼女は、このお仕事に対する気持ちを教えてくれました。「PWJでは、プロジェクト・アシスタントとして、シェルターやトイレなどの建設事業をフィールドで支えています。支援をする人を選定するため、毎日村ごとに一件一件の家を回りながらPSN(特別な支援が必要な人々)の情報を集めています。高齢者、身体に障がいがある人、親を亡くしている子供などで、周囲からのサポートが限られ、より脆弱な世帯へ支援が届くように努めています。
私は人と接するのが好きなので、この仕事にとてもやりがいを感じています。」

彼女は将来についてこう語りました、「南スーダンでの状況が好転したら、子供たちと故郷に戻って暮らしたいです。地域の復興に貢献できるような活動をして、子供たちが安全で安心な環境で暮らせるように自分たちの家を建てたいと思っています。」

村まわりをするキデンさん
村まわりをするキデンさん
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