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私たちの活動

避難民キャンプで食糧支援を開始

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は10月1日、国内避難民キャンプで食糧支援事業を開始し、キャンプ住民3,709人分の食糧を届けました。キャンプでは、米や小麦粉などの主食は国連世界食糧計画(WFP)から配給されていますが、野菜や魚、調味料など、共同キッチンで調理をするために必要な食糧が不足しているため、PWJは今後もこれらの食材を調達してキャンプに届けます。

打ち合わせ中のPWJ西野ら

打ち合わせ中のPWJ西野ら (C)PWJ

食糧支援の実施にあたっては、買い付けの段階から複数の見積もりを取り、品質や量を確かめてから、車で約3時間かかるキャンプに輸送し、キャンプ内にある共同キッチンに運び込みます。そのすべての段階で注意深く確認の作業(モニタリング)を行います。

買い付けた魚

買い付けた魚 (C)PWJ

スリランカは、もともとは野菜や鮮魚が豊富なこともあって、キャンプで生活する人たちも野菜や魚の入ったカレーを毎日食べるます。そのため、PWJでは、新鮮な野菜のほか、週に1度は鮮魚をキャンプに送るように手配しています。ヒンズー教徒の中には、10月は断食や食事制限をする人もいるため、その対応も行います。

住民と話をするPWJ西野

住民と話をするPWJ西野 (C)PWJ

キャンプでの生活は、長い人ですでに5カ月に及んでいます。太陽が照りつけ、熱風が吹く土地で、日陰といえばキャンプ内に数百並ぶ、破れかけたテントの影だけ。そこに家族で寄り添って昼の炎暑をやり過ごす、という毎日です。
PWJは飲料水の支援や、食糧支援を通じて、避難民の生活の負担を少しでも軽減したいと考えています。

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