ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2007.12.29

一日も早く人びとが清潔な水を飲めるように

南スーダン 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、スーダン南部で井戸の建設を決めたコミュニティを訪問し、準備を進めてきましたが、12月15日には井戸建設に向けた掘削作業を開始し、12月29日現在で5本の井戸が完成しています。

ウガンダから掘削機械が到着

ウガンダから掘削機械が到着
(C)PWJ/Yukari NISHINO

隣国ウガンダでも今年は洪水を発生させるほど雨が多かったため、ウガンダから大型の掘削機械をスーダン南部の井戸掘削のサイトまで移動させるまでには困難をきわめました。実際に掘削を開始する前には、地中の探査を行い、滞水層が地下何mくらいにあるかを調べます。これまでにできあがった井戸の深さは70m前後となっています。

いよいよ掘削開始「エプロン」と呼ばれる台座を作る

写真左:いよいよ掘削開始
写真右:「エプロン」と呼ばれる台座を作る
(C)PWJ/Yukari NISHINO

ポンプを設置して、井戸の施設がすべて完成した後、コミュニティに井戸を引き渡す前には、施設の維持管理を住民自らできるようにするためのワークショップを行います。コミュニティの人びとが実際に井戸の水を使えるようになるのは、引き渡しが終了した後になります。

維持管理のコツを指導

維持管理のコツを指導
(C)PWJ/Hiroko Takahashi

管理用の工具一式を代表者に贈るエンジニアの畠中

管理用の工具一式を代表者に贈るエンジニアの畠中
(C)PWJ/Hiroko Takahashi

井戸を引き渡した後に、井戸のまわりが不衛生にならないよう、家畜を防ぐため木の枝等でフェンスを設置する作業は、コミュニティの人びとが協力して実施することとしており、PWJは井戸完成後も各コミュニティを訪ねて、作業の進み具合を調べています。しっかりしたリーダーがいるところでは、丈夫なフェンスが作られ、きれいに井戸が使われていますが、何度も念を押しても、なかなか作業が進まない村もあり、井戸ができた後もまだまだ気が抜けません。来年4月まで合計21本の井戸の完成に向けて、PWJの井戸チームは今日も努力を続けています。

PWJの車に集まってきた子どもたち

PWJの車に集まってきた子どもたち
(C)PWJ/Yukari NISHINO

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