ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2019.11.11

【南スーダン】給水支援 ~長く適切に使われる井戸を目指して~

南スーダン 海外人道支援

2019年8月からピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)の南スーダン・ジュバ事務所で給水衛生事業のプロジェクトアシスタントとして働いていますビッキー・バレンテです。建築を専門としています。首都ジュバからほど近いジュベック州ラジャフ郡での給水衛生事業を担当しています。今回は、PWJの管井戸建設と改修の活動について紹介したいと思います。

プロジェクトアシスタントのビッキー・バレンテ

ラジャフ郡は、首都ジュバの中心から車で30分程度の場所にあり、PWJはここで管井戸の建設や改修、小学校のトイレ建設を行いました。管井戸とは、機械を使って掘削した井戸を指し、手掘り井戸と比べると深さ、水量、水質の安全性の確保もできる手法になります。事業が終了しても、建設そして改修した給水衛生施設を、長く安全に、そして快適に使ってもらうため、PWJは様々な工夫をしています。その1つが、井戸管理委員会の研修です。

井戸管理委員会とは、給水施設が所属するコミュニティが独自で井戸を管理する委員会を呼びます。井戸の建設や改修後に、コミュニティが井戸管理委員を選出し、その委員に対してPWJが井戸の維持管理方法や衛生に関する基礎知識に対する理解を深めるための研修を行います。井戸管理委員の選出は原則コミュニティリーダーが自他薦を勘案して行いますが、例えば男女の比率が1対1となるよう、PWJもジェンダーバランス等を考慮したアドバイスを行います。

各井戸につき7人選出される井戸管理委員は、家畜から井戸を守るために下の写真の様な柵を設置し、住民による適切な井戸の利用を促進したり、井戸の不具合があった際には住民から集めたお金で修理を行ったりする役割を担っています。また、井戸周辺の清掃や排水路の整備なども行い、PWJが建設そして改修した井戸の長期的で安全な利用を支えています。

建設した管井戸と適切な利用を促す井戸管理委員(中央奥の白いシャツを着た男性)ラジャフ郡

新しい事業地であるジュベック州マンガラ郡は、25,206人(4,201世帯) もの人口を抱えていますが、管井戸は7本しかなく、うち3ヵ所の手押し式のポンプが壊れています。このため、ナイル川などの安全でない水源を使用する人も多く、井戸の使用を長時間待つ女性の行列での争いも起こっています。10月29日、PWJチームはマンガラ郡を訪問し、壊れた手押し式ポンプの状況を確認するとともに、PWJの計画する管井戸建設と改修事業について、コミュニティリーダー等と話し合いを行いました。

マンガラ郡のコミュニティリーダー等との話し合い

これまでマンガラ郡では給水衛生支援を行う団体がいなかったため、コミュニティの人々はPWJの新事業をとても楽しみにしてくれています。彼らの生活環境を改善すべく、私たちはこれからも精一杯取り組んでまいります。

 
========================
■クレジットカードでの受付

 

■郵便局でのお振込
口座番号:00160-3-179641
口座名義:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
通信欄 :「南スーダン事業支援寄付」と明記してください。
 
■銀行でのお振込
三井住友銀行 青山支店
口座番号:普通 1671932
口座名義: 特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパン広報口
※銀行振込はお振込み人様を特定できません。お振込み後に、HP問合せフォームよりご連絡ください。
 
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2014年12月、広島県より「認定NPO法人」として認可されました。これにより、PWJへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。くわしくは寄付金控除(認定NPO)についてをご覧ください。
 
※様々なサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキュー及び被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。

一覧へ戻る

ご支援・寄付のお願い

寄付控除について