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2019.7.11

【南スーダン】マハド小学校トイレが完成し、引渡し式を行いました!

南スーダン 海外人道支援

首都ジュバのマハド小学校は、1961年に現地のイスラム教コミュニティにより設立され、主に、国内避難民や孤児など、就学機会を得るのが困難な子どもたちを対象に教育を提供しています。ジュバで武力紛争が悪化した際、命がけで各地から逃げてきた国内避難民へ、マハド小学校がその敷地の一部を避難場所として提供したことから、マハド地域は自主的な国内避難民キャンプとして続いています。マハド国内避難民キャンプの人口は現在、2,200世帯、7,252人で、マハド小学校には1,244人(女子701人、男子543人)が学んでおり、併設されている幼稚園には300人の子どもたちが通っています。

この国内避難民と就学児童の両方が使用可能な数の清潔で安全なトイレが不足していたことから、キャンプ事業を調整する役割を果たす国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とPWJ、そして現地政府と調整のもと、マハド小学校に併設するVIP(通期改良型ピット)式トイレの改修建設を行いました。事業前は、既存のトイレが老朽化し使用できず、数も不足していたことから、生徒たちは外で排泄を行なうなど、不衛生な環境であり、コレラなど感染症が蔓延する危険もありました。

PWJは今回、28室のトイレを建設し、マハド小学校と幼稚園の生徒・児童・教師たちが利用できるようになりました。また、これまでに同キャンプでは既存の10室のトイレを改修、30室のシャワー室を新設、キャンプの水源となっている3つの井戸を修復して、給水と衛生環境の改善をはかってきました。

完成したマハド小学校トイレ(男子用)
引き渡されたトイレを視察する関係者

6月19日に行われたマハド小学校トイレの引き渡し式には、南スーダン政府のジュベック州救済復興委員会(RRC)や、UNHCRの関係者、そしてマハド国内避難民キャンプのマネジメント担当するNGO、学校関係者、国内避難民コミュニティの代表者などが出席しました。RRCの代表者はスピーチの中で、「日本は南スーダンにとって兄弟のような存在です。南スーダンが最も大変な時期にあった時に、日本は私たちに寄り添ってくれました。私たちは日本の人びとの親切な心を、決して忘れることはないでしょう。」と述べました。
また、国内避難民の女性代表は、「子どもたちが健康に暮らすことはすべての母親の願いです。トイレやシャワーが作られたことで、感染症が減り、女の子たちが月経時に学校を休まずに済むようになることを期待しています」と述べました。

引き渡されたトイレを視察する関係者
マハド幼稚園の子どもたちに囲まれる現地駐在スタッフ

PWJからは、給水・衛生設備の改善は、子どもたちが学校へ通い続けるために欠かせない要素であり、また引渡し後の適切な管理が重要であることを訴えました。式の最後には、RRC立ち合いのもと、引渡し後の管理を約束した合意書にPWJとキャンプ・マネジメントおよび小学校側の双方が署名しました。PWJは引き続き、トイレやシャワー等の利用状況をモニターし、またマハド小学校では衛生知識普及のために支援している衛生クラブの活動(2019年6月27日の記事参照)も、引き続きフォローしていきます。

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