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私たちの活動

被災者用テントなど14日にも配布

パキスタン地震で、日本人スタッフ5人をパキスタン入りさせているピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、現地時間の13日夕(日本時間13日夜)、パキスタン南部の都市、カラチで調達した被災者用テントやキッチンセット(食器・調理用品)などをカラチからイスラマバードに空輸。すぐに北部のマンセラに輸送し、被害の大きかったバラコット地区で14日にも、被災者への配給を開始します。

パキスタンパキスタン

写真左:被災した子ども=バラコット
写真右:被災した子ども=バラコット

(C)Peace Winds Japan

 バラコット入りしているPWJスタッフからは、バラコットの被害は甚大で、形を残して建っている建物はほとんどみつからず、建物の9割以上がほぼ全壊の状態との報告が届いています。地元のNGOの推定では、被災世帯数は2100に上るとみられていますが、テントなどの緊急支援物資を組織的に配布している援助団体はない模様です。現地では雷雨もあり、寒さ対策も緊急の課題となっています。

PWJでは、緊急支援物資のパキスタン国内での調達を進めてきましたが、その第一弾として、テント500張とキッチンセット1000セットを確保。現地時間時間の13日夕、パキスタン政府の輸送機でカラチからイスラマバードに2つある空港のいずれかへ空輸できる見通しとなりました。物資はイスラマバード到着後すぐにトラックに積み替え、マンセラ、およびバラコットへ輸送します。バラコットに入っているスタッフが現在、被災者の登録や配給のための準備を進めており、早ければ明日14日中にも被災者へのテントやキッチンセットの配布を開始できる見通しです。

パキスタン

物資配給開始のため打合せをするPWJスタッフ=マンセラ
(C)Peace Winds Japan

PWJでは、今回の地震救援活動のため、緊急募金を受け付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。

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