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【ネパール】給水アクセス改善事業署名式

シンドゥパルチョーク郡給水アクセス改善事業2年次の署名式が2019年2月14日に在ネパール日本国大使館にて実施されました。2015年に被災したシンドゥパルチョーク郡において、地震による地殻変動による水源変化などによる水不足の問題を抱える地域に対し、給水施設の建設を通した水アクセス改善事業を実施する予定です。

署名式1s
署名式2s

2015年に発生した大地震により、ネパールは死傷者約614,000人という甚大な被害を受けた(UNOCHAの報告より)。国内75郡中、深刻な被害を受けた14郡の一つであるシンドゥパルチョーク郡は、震源地でもあったことから、93%の家屋が全壊あるいは重大な被害を受けたと報告されている。現在も復興は遅々として進んでおらず、地震により破損した給水施設の修復も未着手のところもまだ多いです。
とりわけ当団体の活動地域では、同郡内でもアクセスが厳しく、水源枯渇による水不足の問題を抱えながらも、給水施設が未整備のところが多い地域です。
乾季には水源が枯れ必要な水量が確保できない、水源まで1時間かけて山道歩かなければならない、水源が湧き水のみで動物のし尿や降雨による汚染があるなど、水量や質が十分でないことなどが確認されています。本事業で給水施設建設を行えば、年間を通して安定した水へのアクセスを確保し、住民の水汲みの負担を軽減することができます。
PWJは、今後もネパール地震被災地域での水へのアクセス改善を目指す事業に取り組んでいきます。引き続き、皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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