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私たちの活動

被災者に配布の豚がすくすくと

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、サイクロン被災者支援の一環として、ボガレ地区マグー郡イェーチョーカ村などで2009年2月、子豚の配布を行いました。この子豚たちが順調に育っています。その写真が届きました。

すくすくと順調に育っている豚

すくすくと順調に育っている豚
(C)Peace Winds Japan

ミャンマーの農村では、自分の土地を持たず、土地を持っている農民に雇われて収穫作業を行い、収入を得ていた人びとがいました。しかし、サイクロン被害のため収穫量が大きく減り、収穫作業のための人手も少なくて済むようになってしまいました。
PWJでは、農作業のない間の重要な収入源としてもらうため、土地を持たない人を対象に豚を配布しました。こうした人たちは、オス豚を育てて売ったり、メス豚を飼って子豚を増やして売ったりするため、豚を大切に育てています。

成長して大きくなった豚配布時の子豚

成長して大きくなった豚(左)と配布時
(C)Peace Winds Japan

現地スタッフの話では、村の方々はとても喜んでいて、ご寄付をくださった皆様やPWJに対するお礼の言葉を多くいただいているようです。その話を聞くと、以前、私(山元)がこの村を訪問した時にお会いした村の皆さんのにこやかな笑顔と、一日も早く自分たちの力で立ち上がろう、という真摯な姿勢を思い出します。
なお、2009年5月15日現在、WHO(世界保健機関)によると、ミャンマーにおける新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の発生は報告されていません。

被災者とPWJ配布の豚

被災者とPWJ配布の豚
(C)Peace Winds Japan

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