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ピースウィンズは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2022.12.26

【ミャンマー】「ただ安全に暮らせる場所がほしい」人生が変わってしまう国境で

ミャンマー 海外人道支援

いよいよ私たちのクラウドファンディングも残り1日となりました。
現在までに集まったご寄付は98万円を超え、目標の100万円まであと少しです。
 
「ウクライナ支援に世間の注目が集まる中、ミャンマー支援のクラウドファンディングは成功するのだろうか」という不安を抱えながらプロジェクトを開始した私たちですが、たくさんの方々からのあたたかい応援をいただき、ついにここまで来ることができました。本当にありがとうございます。
 
先日、クラウドファンディングにご支援いただいたお金で、ひと足先に学校に2万バーツ(約8万円)、負傷した人たちが暮らすセーフハウスにも2万バーツ(約8万円)の食糧を支援することができました。
 
 

 
このように、皆さまからのご寄付はミャンマーの人々のために迅速に活用させていただきます。引き続き、最後まで応援よろしくお願いします。
 

 
それでは、現地を訪れたスタッフからのレポートをお届けします。
 
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「ただただ、私たちは、安全に暮らせる場所がほしいだけなんです。」
 
国境近くで避難している方から聞いた言葉です。
 
現地調整員の私が訪れた国境は、川が境となっており、ミャンマー側か、タイ側かが、はっきりとわかりました。国境の場所によっては、地続きになっているところもあり、その辺りは、地元の人でもタイ側にいるのか、ミャンマー側にいるのか、判断が難しいそうです。
 


タイ(左)とミャンマー(右)の国境

 
のどかな景色が広がり、一見すると風光明媚なところです。
私はその場でしばらく、国境付近に何があるのか見渡したりして過ごしました。
 
タイ側の川沿いから、とても近くにミャンマー側の対岸を見ることができます。
こんな目と鼻の先で、本当にわずかなこの境で、人生が変わると思うと何とも言えない気持ちになります。
 


農地の中にある建物(右奥)

 
この国境を越えた人は、写真にあるような建物に住むこともあるそうです。
タイ人の地主さんに頼み、畑の一角を借り、居住スペースをつくります。
その畑で農作業を手伝い、生計の一部にしている人もいます。
農作業はシーズンがあるので、日雇いとなり、安定した収入ではありません。
また、住む場所をなんとか確保できても、警察に通報されないか気を張って過ごしているそうです。
道路を走っていると、木々が多く茂っている奥に、屋根が見え隠れします。
 
そのような生活の中では、子どもの教育も、避難する家族が抱える心配ごとのひとつです。
移民学校から遠いところに避難していると、通学することが困難です。
そういった環境にいる子どもたちへの支援のため、避難先の近くで簡単な勉強を教える現地のNGOもあるそうです。
しかし、支援を受けることさえ難しい場所もあります。
私の出会った方々は、避難場所が道路に近く、人の目につきやすい場所にあるので、子どもを一か所に集めると目立ってしまって「警察に通報されるのではないか」という心配がぬぐえない様子でした。
避難できたからといって、決して安心して暮らせているわけではなく、気を張り詰めて過ごしている生活の苦しさを、ひしひしと感じました。
 
「ただただ、私たちは安全に暮らせる場所が欲しいだけなのです。」
 
少しでもその力になれるよう、支援を行っていきたいと思います。
 

 
 

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