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ピースウィンズは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2022.11.29

【ミャンマー】いつか故郷に帰りたい ~子どもたちの心の傷をいやす学校~

ミャンマー 海外人道支援



移民学校に近づくと、先生の言葉を復唱する子どもたちの元気な声が、いくつもの教室から聞こえてきました。授業が終わって、外に出てきた子どもたちは、訪問者の私に気づくと、「ミンガラーバー!(こんにちは)」と、はにかむような笑顔を向けてくれます。

教室には生徒が所狭しと座り、笑い声が響く、どこにでもある学校という雰囲気です。
しかし、精神的に不安定な子どもたちは少なくないようです。

クーデター以前は、「いつか故郷のミャンマーに帰れる」という希望を胸に、避難生活を耐え忍ぶことができていました。
しかし、クーデター後の今では、その希望が遠のき、これからの自分の将来を描きにくくなり、気持ちの落ち込みがある子どもたちは多いそうです。

また、大きな音が聞こえると、物陰に飛び込み、震える子どももいるそうです。
ミャンマーで経験した、空爆の音を思い出させるからです。
タイに避難したあとでも、決して心穏やかに過ごせるとは限りません。

さらに、避難生活が長期化し、移民学校に来る生徒の数は増え続け、教室も先生も足りない状況でした。
移民学校には、心のケアを専門にする職員がおらず、十分なケアができていないことを、先生たちは懸念しつつも、週に一回、絵を描いたり、運動をしたりする日を設けるなどの工夫がなされています。


教室に掲示された生徒の作品

子どもたちは、多くの葛藤の中で、避難生活を送っています。
苦しい状況の中でも、このような移民学校は、自分と同じ境遇、同世代の人と話すことができる、貴重な場となっているとも感じました。

私たちは、子どもたちと、その家族が、少しでも安心できる避難生活を送れるよう、支援を行っていきたいと思います。

◆クラウドファンディングでご支援ください
ピースウィンズでは、タイ国境付近へのミャンマー避難者を含めたミャンマー/タイで暮らすミャンマーの人々のためのクラウドファンディングを実施しています。
皆様からのご寄付は、タイの国境地域をはじめとするミャンマーの人々のための緊急支援活動に大切に使わせていただきます。ぜひご支援よろしくお願いいたします。

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