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ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

災害緊急支援

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2021.2.16

【モザンビーク】再びサイクロンで被災!緊急支援を開始しました

モザンビーク 災害緊急支援

サイクロン・イダイによる被災からおよそ2年が経とうとしていた2021年1月23日、PWJが支援活動を続けているソファラ州は再び大規模サイクロン(エロイーズ)の被害に遭いました。


被災から10日後、浸水したままの道

 


倒壊した家屋の家主の女性

 


被害が大きかった地域(ソファラ州ブジ郡)の場所

 

モザンビークの1月は雨期であるため、サイクロン・エロイーズ直撃前から、ソファラ州では集中豪雨が起きており、河川は既に増水していました。
 


サイクロン・エロイーズ直撃前から平地が川のように浸水している

 

サイクロン・イダイの辛い被災経験があるソファラ州は、サイクロン・エロイーズ襲来前から、厳重な警戒態勢でした。
銀行や商店のガラス戸には板が貼られ、家屋の屋根には土のうが積まれていました。スーパーマーケットでは、多くの人が水やパンを買い込む姿が見られました。公共交通手段は1月22日の午後から運休、企業も就業時間を短縮するといった対策が見られました。
 
1月22日の午後から雨が降り始め、夜になると雨風が強くなり、停電が起こりました。1月23日未明には、雨が窓を叩く音で眠れなくなりました。風はとても強く、南から風が吹いたかと思うと、今度は北から突風が吹いていました。
 
朝になると、停電のほか、携帯電話の電波がなくなり、電話が使えない状況でした。PWJの事務所でも、窓の隙間から雨風が入り、事務所の床が水浸しになる被害がありました。外の道路では、折れた木々の枝が散乱していました。農村部では洪水被害や家屋の倒壊が多く発生しました。
 


農村部の倒壊した家屋

 


道がぬかるみ、未だアクセスが困難な地域もある

 
サイクロン・エロイーズにより、2021年1月28日時点で61,587世帯、314,369人が被災したと報告されています。そして、ソファラ州では30か所の一時避難所(Accommodation Center)が開設され、約19,000人が避難しています(出典:INGD, Ponto de situação: Ciclone Tropical Eloise (28 de Janeiro 2021)。一時避難所では多くの人が集まって生活しているため、新型コロナ感染症の感染予防も目下の課題となっています。
 
モザンビーク政府は、被災者が安心して暮らせるよう、高台の地域を再定住先として選定し、被災者の移住に向けた準備・調整を行っています。しかし、再定住先となる場所は、今まで人が住んでいなかった藪や農地であるため、被災者が移住できるよう、引き続き支援が必要です。
 


一時避難所として小学校が開放。ここでの食事は1日1回の炊き出しのみ。

 


中学校の敷地に立ち並べられるテント

 
PWJはスタッフ及び被災者の新型コロナ感染症予防対策に努めながら、被災した人々の支援を続けています。
 
 
※本事業は、ジャパン・プラットフォームの助成金と皆様からの寄付によって行われています。継続的な支援を実施するために、皆さまからの温かなご支援・ご協力をお願い申し上げます。

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