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ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2008.6.5

イエラ村診療所の宿舎用の砂・砂利が集まった!

リベリア 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、診療所に併設する職員宿舎を今年も建設しています。リベリアの多くの診療所は街から離れたコミュニティの中にあり、大きな町の病院に行く前に村人が診療を受けにくるのですが、このような村の中で医師や看護師に働いてもらい、緊急時にも対応できるようにするには、診療所に常駐してもらう必要があるからです。

ここイエラ村は、周りの村に診療所がないこともあり、イエラ村以外の村からもたくさんの人が診察に来ます。

村外からも診察に来るイエラ村診療所

村外からも診察に来るイエラ村診療所
(C)PWJ/ShitauMIURA

職員住居を建設するにあたっては、村から建設資材として砂と砂利を提供してもらうことになっています。前回のレポートでコミュニティモビライザーを紹介しましたが、この建設事業でもコミュニティモビライザーが、診療所のスタッフと村人と話し合って事業を進めています。
コミュニティが砂を用意したと連絡があったので、コミュニティモビライザーと訪問してみました。小型のトラックで砂を集めてある場所に案内されると・・・そこは国境を越えたギニアでした。

リベリア・ギニア国境の出入国管理所

リベリア・ギニア国境の出入国管理所
(C)Peace Winds Japan

イエラ村は隣国ギニアとの国境に接していることもあり、ギニアからもギニア人が診療所に来るそうです。砂を載せているときにも、ギニアの軍人が様子を見にきたり、ギニアの小学生が国境を越えてリベリアからギニアの家に帰ったりしているのを見ます。ギニアではフランス語が公用語ですが、リベリアでは英語が公用語です。そのため、リベリアのイエラに近いギニアの村の児童の中には、英語を勉強したいためにイエラの小学校に通っている子も少なくないとのことでした。

ギニア側には川が流れていて、この橋を渡ってすぐに村があるそう砂を置いていた場所のすぐそばにギニア国旗があった

写真左:ギニア側には川が流れていて、この橋を渡ってすぐに村があるそう
写真右:砂を置いていた場所のすぐそばにギニア国旗があった
(C)PWJ/MahoMIURA

村の女性たちは相談して、1人バケツ3杯分の砂利を集めることになりました。次々に女性たちが砂利を集めてきて、診療所の横にある職員宿舎建設予定地には、砂利の山ができてきました。
宿舎ができれば、診療活動もますます活発になることが期待されます。リベリアだけでなくギニアの人にまで、用いられているイエラ診療所。村人の積極的な協力が、この事業への期待を物語っています。

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