ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2013.2.15

【東アフリカ干ばつ】国連や企業と連携、さらなる支援活動を展開

ケニア 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、ジャパン・プラットフォームからの助成を受け、ケニアのダダーブ難民キャンプにおいて、2012年より仮設住宅の建設支援を行っています。
これまで284家族に安心して暮らせる住まいを提供してきました。
2013年からは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のパートナーNGOとして、さらに協力関係を深め、新たに1,000家族を支援していく予定です。
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完成した仮設住宅   人びとが暮らすテント

難民キャンプへ行くと、日差しを遮るものすらない乾燥地帯に、テントがひしめいている状況に胸を打たれます。
戸外は日中40度以上になり、熱がこもるテント内の暑さを思うと、一刻も早く、一軒でも多くの仮設住宅を建てたいという気持ちにさせられます。
難民キャンプでの暮らしは、一見、医療や食糧など最低限のものが満たされているようにも見えます。
ソマリアから100km以上歩いてキャンプに辿り着けば、国際機関やNGOからの支援を受けることができ、キャンプ内では、子どもの明るい声が聞こえ、小さな商店には色鮮やかな布が並んでいます。
けれども、20年前からあるこのキャンプで生まれた子どもが成人した後、働く場があるのか、内戦が終わった故郷にいつ帰れるのか、帰った後の生活の目途は、など、答えが見出せない現実も背中合わせにあります。
また、少し目をこらせば、共同トイレが不衛生だったり、クリニックは夜間診療がなかったり、キャンプで実際に暮らしていく上での困難は数えきれません。
誰かが難民になる、という状況は多くの場合、その人の意思や努力を超えたところで起こります。
故国の内戦や自然災害などから逃れて他国で暮らす —— 先の見えない不安や現在の生活の困難を乗り越えて生きていくことが課せられている彼らに対して、同じ人間として、何かできることがあるはずです。
ただし、その手の差し伸べ方、支援の仕方、すなわちどういった事業をどうやって実施するかのプロセスにおいて、難民自身の尊厳や公平性の観点から、常により良い方法を模索していくのが私たち支援に携わる者の責務だと考えています。

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難民キャンプに暮らす子どもたち

キャンプでは、世界の様々な国のNGOや国際機関が集まって仕事をしていますが、テントや学校用の机・椅子など、日本政府からの支援も受けています。
また昨年、PWJは日産自動車株式会社より、アフリカなどの支援現場での走行に強い日産パトロール車を寄贈いただきました。スタッフの居住区域から難民キャンプへの行き来に活用し、仮設住宅の建設をモニタリングしています。
このように、より多くの方々が、何らかの形で、難民キャンプの存在を知り、関わってくださることが、人道問題にとって大事なことなのではないでしょうか。
PWJは、国際機関や企業とさらなる協力関係を強め、難民問題の早期解決へ寄与していきたいと考えています。

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日産自動車株式会社より寄贈いただいた日産パトロール車

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