ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

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2020.2.14

【ケニア】ダダーブ事業:パートナー、裨益者代表も参加し、モニタリング会議を実施!

ケニア 海外人道支援

皆さん、こんにちは。ピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)のスタッフとしてダダーブ難民キャンプとその周辺コミュニティにて2012年から働いている現場アシスタントのシャフィと、建設現場アシスタントのアブディラフマンです。
今日は「モニタリング会議」についてお伝えしたいと思います。この会議は、私達が現場で聞く裨益者の声や日々の活動の中で生じた課題や新たなアイデアを全スタッフと共有し、事業の改善につなげるために年に1回開催しています。

建設後の仮設住宅を訪ね裨益者と話をする筆者(一番左)

私たちが実施する事業は、計画した内容にそって進めていきますが、現場では日々色々な葛藤や問題点にぶつかったり、新たなアイデアが沸いてきたりします。これらを全スタッフと共有して解決し、かつ新たなアイデアを取り入れて、いかに柔軟に対応していけるかが、より良い事業を実施するために大切です。そうした機会となるモニタリング会議は、私達の事業成果をより確実にするために必須となっています。

モニタリング会議で、ダダーブ事務所のプログラム・マネジャーから事業進捗状況を共有

 2019年12月17日に行ったモニタリング会議には、PWJスタッフ20名、ダダーブから地元行政担当官2名、そして私たちの事業に参画してくれているパートナーNGO、ISSBグループ代表者、ビジネスコンサルタントなど合計26名が参加しました。

 会議の午前中はパートナーも含め全員参加し、事業全体の進行状況、成果、課題などが各担当者から共有されました。現在ダダーブ事業では、ダダーブ難民キャンプでの難民への住宅建設支援と、生計向上支援としてキャンプ周辺の若者層を対象にISSB(Interlocking Stabilized Soil Block)という連結型圧縮土ブロックの製造・建設技術トレーニング、ビジネス開発研修を行っています。特に、生計向上支援の分野は、各種技術を伝えるだけではなく、最終的に彼らがISSBブロックを製造し、それをビジネスとして展開して生計を立てることを目的としています。従って、色んなアイデアを出してどれが一番適しているのかを見極めることも必要です。

例えば今回の会議では、
「大量のブロック製造を受注した時は、複数のグループが共同で対応する」、
「彼らの技術力を証明するための証明書関連のチェックリストを作成する」
のがいいのではないかといったアイデアが出されました。

 午後はPWJスタッフだけが残り、午前の会議内容を受け、日々の活動での懸案事項や、事業終了時までの活動計画について、全スタッフと確認しました。懸案事項の一つとしてあがったのが、難民キャンプで雇用している警備員に支払う賃金でした。2012年からPWJは難民向けに仮設住宅の建設支援を行っていますが、地元コミュニティとの話し合いの中で、警備員の業務内容がキャンプの場所によって少し違うのではないかという指摘がありました。これをスタッフ全員で現状報告をして業務内容を精査し、仕事や賃金に格差がでないよう話し合いました。

ランチタイムに、歓談するPWJスタッフ

 忙しい日々の活動の中では、このような細かな疑問点、または新たなアイデアがあっても、それを皆でまとめて事業に反映させていくことが難しい場合があります。このような状況から、年1回全スタッフ、パートナー、裨益者代表が一つの場所に集まり、難民と地域住民の生活環境が更に向上するよう、皆で腹を割ってじっくり話し合える場である「モニタリング会議」を設けています。今回の会議の成果をもってスタッフたちはまた現場へ戻り、今後も難民と地域住民の生活環境改善のために更なる努力を重ねていきます。引き続き、皆さまからのご支援をよろしくお願い致します。

※本事業は、外務省NGO連携無償資金の助成金や皆さまのご寄付により実施しています。

 
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※様々なサポートをするためにご寄付のうち最大15%は運営費(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)として活用させていただきます。また、今回の支援が終了した場合、今後のレスキュー及び被災者緊急支援の準備に活用させていただきます。

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