ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

2011.9.6

大船渡にて「さんま直送便」を支援

日本

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、大船渡魚市場の再開支援に続き、水産物の流通や加工業を復興することで地域経済を活性化させるため、大船渡水産物商業協同組合の「さんま直送便」再開のための支援を行いました。

大船渡水産物商業協同組合は、大船渡魚市場で水揚げされたさんまを、氷とともに箱詰めして全国に送る「さんま直送便」事業を毎年行っています。さんま漁は、大船渡市の漁業の水揚数量のうち、およそ45%を占める大事業です。しかし、大船渡水産物商業協同組合の事務所および作業場は今回の津波で被災し、壊滅してしまいました。PWJは、7月15日までに大船渡魚市場へタンクやフォークリフトなど物品支援を行いました。魚の水揚げが再開されたあと、魚が消費者に届くまでの流通や加工への支援として、大船渡水産物商業協同組合の再開に向けて支援を検討してきました。
PWJは、大船渡水産物商業協同組合に対し、さんまの箱詰め作業を行う作業場をはじめ、さんまを洗うための海水ろ過殺菌装置やステンレス製流し台など、総計約2,000万円の備品を提供しました。8月21日に作業場テントを設置し、備品の納入を進めてきました。このたび9月5日に「復興さんま直送便」の出発式が行われ、大船渡市副市長や大船渡商工会議所会頭らが出席し、テープカットにより全国への「復興さんま直送便」の再開を祝いました。

大船渡のさんま作業用テント
写真:PWJが支援した作業用テント (C)PWJ

大船渡のさんま箱詰め作業

写真:さんまの箱詰め作業のようす (C)PWJ

大船渡のさんま直送便出発式

写真:出発式のようす (C)PWJ

今年の出荷は、例年に比べてやや遅れているものの、すでに1万200箱の注文を受けており、目標の2万ケースの受注を見込んでいます。大船渡水産物商業協同組合の佐々木理事長は、「今年は直送便を再開できないとあきらめていた。PWJの支援がなかったら実現できなかった。出発式を迎え、涙がでるほどうれしい。今年のさんまは例年よりも大きい。全国からの大船渡のさんまを望む声に応えていきたい。」と、喜んでおられました。

「復興さんま直送便」のお申し込みはこちらから

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