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私たちの活動

衛星電話を無料開放、物資配給なども高いニーズあり

PWJでは、宮城県気仙沼市の避難所において緊急支援活動を行っています。

16日からは、約700名が避難している気仙沼市立気仙沼中学校において、通信環境の整わない中で被災者に対し、衛星電話の回線を無料開放と充電サービスの実施を行いました。

家族の安否を確認するため、また被災者自身の生存を伝えるために多くの被災者が利用のために行列を作りました。通信環境の整備に対し、高いニーズがあることを確認しました。

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また、同場所において、16日に空路で運び込んだ緊急支援物資である果物約1000個を配布しました。17日には、避難所の10か所において衛生用品などの配布を行いました。

16日夜、現地より東京に戻ったPWJ代表の大西は、現地では、日を追うごとに物資不足が深刻になっている可能があると報告しています。

この度の東日本震災においては、津波の被害が甚大であった三陸の港町へのルートがいたるところで遮断されていること、ガソリンなど物資輸送のための燃料不足、また福島原発事故の影響によりアクセスが一層困難なことが考えられます。

現地では、避難所にいる被災者の方々が1日2食程度の配給で過ごしており、栄養や衛生の観点からも、今後の被害が深刻化されることが懸念されます。食料、水、毛布や医薬品も十分でないため、今後はこれらの物資の調達、輸送手段なども計画しながら支援活動を続けていきます。

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