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【新型コロナウイルス緊急支援】N95マスク1.1万枚を医療機関に提供しました

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、新型コロナウイルス対策に欠かせないN95マスク1万1640枚を19の医療機関に提供しました。提供先は、東京都に次いで感染者の多い大阪府のほか、小規模な感染流行が確認された、神奈川県や札幌市、北九州市において、新型コロナウイルスに対して最前線で戦う医療機関です。これらの医療機関では、合計280床以上のベッドが新型コロナウイルス患者用として使用・確保されています。

N95マスクが世界的な品不足となっている中、PWJは6月下旬に、米国のNIOSH(労働安全衛生研究所)規格に合格したN95マスクを調達することができ、6月29日から7月1日にかけて、医療機関へお届けしました。一時、新型コロナウイルス感染による入院患者は減少傾向にありましたが、現在も未だに不足傾向にあるのがN95マスクです。提供先の医療機関から事前に寄せられた情報では、再利用をせずに使用できているのは2割程度にとどまっていました。

特に、新型コロナウイルスに感染した重症・中等症患者の検査・治療の際には、飛沫感染の危険性が高まります。3月以降の感染拡大の時は、医療機関でのクラスター感染も発生し、医療従事者の感染が続いて医療崩壊となることが懸念されていました。本事業では、各医療機関におけるN95マスクの再利用状況に合わせて、ひと機関あたり480枚、600枚、700枚のいずれかの枚数を提供し、より不足しているところにより多くお届けしました。医療従事者の方々が少しでも安心して、治療にのぞむことができるよう願っています。


発送時の様子


医療機関に到着した際の様子

日本においては、都市部を中心に新規感染者数が増加しており、秋冬の感染第2波も強く懸念されています。今のうちに、備えることが重要とされています。PWJは引き続き、このような新型コロナウイルス感染症対策支援を継続してまいります。

※この事業は、ジャパン・プラットフォームによる助成と、永谷園ホールディングスからの物資支援を受けて実施しています。

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