ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

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2012.8.10

イラク北部の小学校改築事業であらたに7校の支援を開始

イラク 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、子どもたちの教育衛生環境を改善するため、2012年5月24日よりイラク北部の3郡で小学校計7校の改築事業をあらたに開始しました。
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左:基礎が弱く、外壁に大きな亀裂が入り、倒壊の危険がある
右:床にひびがはいっている

イラク北部にあるクルド人自治区では、2003年4月のイラク戦争終結後、クルド自治政府教育省の主導により、約10年間続いた内戦や経済制裁によって老朽化した小学校の建設や修復が進められていますが、予算不足や人口の急激な増加により、対応できていない地域がまだたくさんあります。このような状況を受け、PWJは、2009年後半から教育環境整備に特化した支援を行っています。2009年後半から2012年3月までに支援した小学校は計16校、約7,000名の生徒が新しく安全な教室で勉強しています。
今回、小学校改築事業を開始したイラク北部3郡(アクレ郡、ハバット郡、ザホ郡)でも、小学校の修復や増築、新校舎建設が急務となっていました。そこで、各郡の教育局と協力して、支援が必要とされる学校15校を訪問し調査を行った結果、老朽化がひどく、生徒の安全に影響があり、教室数が足りていない学校計7校への支援を行うことになりました。

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倉庫がないため、教室を灯油やストーブ等の倉庫として使用している

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屋根は木材と土でできていて穴が空きやすく、
雨や糞が教室に落ち、不衛生である

改築工事の完了後は、各学校に必要な机、椅子、ホワイトボードなどの学校家具も提供します。2013年5月の事業完了を目指しています。

*本事業は、外務省「NGO連携無償資金協力事業」による資金や寄付金などにより実施しています。
*イラク北部には、増築修復、また新校舎の建設が必要な学校が少なくとも700校あるといわれています。PWJの「イラク北部 子どもの教育環境をYOKUしようプロジェクト」(詳しくはこちら)へのご協力、よろしくお願いします。

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