ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2011.2.22

アクレ郡にて小学校支援

イラク 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、2010年4月からイラク北部アクレ郡で、子どもたちが安心して勉強に専念できる環境を整えるために、小学校の修復、増築や改築を実施しています。

PWJが学校支援を実施しているアクレ郡は、地理的にはイラク中央政府とクルド政府の境界線上に位置しています。
行政の管轄としては、中央政府ニナワ州に属していますが、クルド政府ドホーク州が実質上管理しています。しかし、ドホーク州の元々の予算編成上、組み込まれていない同郡への支援は限定的なものとなっています。特に教育分野のインフラ整備が遅れており、子どもたちは土屋根で雨漏りのする小さな暗い教室で勉強しています。また、雨どいの状態も悪く、学校衛生の改善も必要です。

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<改築前の校舎>
(c)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

PWJは、このような状況を改善し、子どもたちの教育環境と学校衛生を向上させるために、地域の学校の中から校舎の損傷がひどい7校を対象に、この支援を実施することにしました。
4月から9月までを第1期とし、その間に2校の小学校の修復・増築が完了しました。現在は、多くの子どもたちが新しい校舎で勉強を開始しています。

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<改築後の校舎>
(c)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

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<生徒とともに>(中央は現地代表のPWJ角免)
(c)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

10月から本事業は第2期に入り、現在3校にて修復や増築を、また2校にて校舎の新規建設を行っています。

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<小学校外壁のしっくい作業>
(c)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

PWJのこうした活動に対し、アクレ郡教育局長からは感謝状を頂きました。PWJの活動がイラクで受入れられ、評価を受けている証でもあり、日々の業務に対する現場の士気も高まります。
現在進めている5校の工事については、今年4月の完了を目指しています。
*本事業は、外務省「NGO連携無償資金協力事業」による資金や寄付金などにより実施しています。

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