ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2010.10.19

新校舎で新学期がスタート

イラク 海外人道支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が、イラク北部アクレ郡で実施したネルギジン小学校とジルゲタ小学校の増築修復事業が完了し、きれいになった教室で一学期が始まりました。

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学校の皆さんとともに
(C)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

訪問した日は、一学期が始まって3日目。イラクでは、学校が始まってから徐々に児童が集まってくるので、今回の訪問では、まだ集まりきっていないとのことでしたが、すでに授業は始まっていました。

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算数の授業を受ける三年生
(C)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

ジルゲタ小学校の校長先生の話では、昨年度末に行った登録作業で新1年生は16人だったのが、学校が始まってからすでに25人まで増えているとのこと。近隣の村からも児童が通い始めました。

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勢ぞろいした新一年生たち
(C)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

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ホワイトボードに向かって勉強
(C)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

アクレ郡の地方にある小学校の多くは、1990年代に建てられました。当時のイラクは、経済制裁により物資が不足していたため、壁はブロック積みですが、屋根は土を固めただけの校舎です。すきま風や雨漏り、虫や蛇などが入り込んだりするなど、勉強に集中できる環境ではありませんでした。
また、生徒数100 人、6学年の小学校に対して3教室しかなく、朝と昼の交替制で学校を運営していたため、先生たちにも大きな負担となっていました。ネルギジン小学校では、旧校舎から少し離れた場所に6教室の校舎を建設。壊れて使用できなかったトイレの代わりに、新校舎内に新たにトイレを建設しました。
ジルゲタ小学校では、旧校舎のブロック壁をそのまま再利用する方法で、校舎の横にさらに4教室を増築しました。また、詰まっていて使用できなかったトイレを埋めて、校舎内にトイレも建設しました。
PWJは、同地域でさらに5校の建設・増築・修復事業を開始します。

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工事の様子
(C)PWJ/Masatoshi KAKUMEN

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