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私たちの活動

【イラク】北部ドホーク州 洪水被害者への支援を実施

2018年5月5日、イラク北部ドホーク州において、連日の豪雨により洪水が発生しました。この洪水によりピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の事務所があるドホーク市内では4名が亡くなりました。また、川沿いに住んでいる世帯の家が浸水したため、多くの人びとが学校や親戚の家に避難せざるを得なくなりました。

5月8日、9日にも大雨が続き、ドホーク州各地で様々な被害が報告されました。州北西部に位置するザホ郡では度重なる豪雨により、数ヶ所で洪水が発生し、部屋の浸水により家財道具が使えなくなり、多くの世帯が避難しました。この状況を受け、PWJでは5月10日、ザホ郡のコミュニティ65世帯(450人)を対象に生活物資(ブランケット・枕・マットレス)を配布しました。

被害が大きかった川沿いの地域は、元々貧しい世帯が多く住んでおり、簡素な家に住んでいるため、豪雨・洪水のような自然災害の影響を受けやすい地域でした。今回の配布では州政府とPWJのアセスメントを元に、被害を受けたコミュニティの中でも特に脆弱な人々への支援を実施しました。

生活物資を配布する現地スタッフ
生活物資を配布する現地スタッフ

配布を待つ人々
配布を待つ人々

PWJはイラク北部にて紛争の影響を受けた人々に対し、学校建設などの教育支援、給排水設備や配電網など基礎インフラ整備支援を行っています。また、イラクではこれから40度、時には50度を超す厳しい夏を迎えます。PWJでは人々が厳しい夏を無事に越せるよう、生活物資配布による越夏支援も実施していきます。

本事業は、ジャパンプラットフォームからの助成金とみなさまからのご支援で実施しています。

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