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ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などの脅威にさらされている人びとに対して国内外問わず支援活動を行うNGOです。

海外人道支援

Overseas

2005.6.16

一般の住民を対象に耐震技術セミナー

イラン 海外人道支援

建築関係者だけでなく一般の住民たちにも耐震建築や防災についての意識を高めてもらおうと、ピースウインズ・ジャパン(PWJ)はこのほど、バム市内のホテルを会場に、地元の住民を対象にした「耐震技術セミナー」を開催しました。参加者はいずれも熱心で、地震に強いまちづくりに向けた有意義な機会となりました。

セミナーには女性20人を含む28人が参加。まず、地震がなぜ起こるかを理解するため、地殻変動や火山活動などについての説明を行いました。その後、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、バムで広く行われている伝統的な組積造(そせきぞう)の3つの構造ごとに、バムの地震での被害とその原因について解説しました。そして、最後にPWJが普及を図っている組積造を基にした耐震技術の説明を行いました。

イランイラン

写真左:耐震技術セミナーの会場
写真右:身振り手振りで地震について説明
(C)Peace Winds Japan

セミナーは、参加者と対話するような形で進行。各セッションの前に司会者が「レンガを積み上げただけでも可能な耐震工法とはどのようなものだと思いますか」などの質問をして、参加者の興味を引き付ける工夫をした結果、講義のはじめから、参加者が熱心に質問を繰り返し、参加者の理解の速度に合わせた講義にすることができました。

同セミナーは、午前8時から、約5時間にわたって続きましたが、途中で退席する人は一人もなく、最後まで、みんな熱心でした。セミナー後のアンケートでは、参加者の65%が「大変に満足」、25%が「満足」と回答。講義を担当したイラン人スタッフも「通常のワークショップ(研修会)で行っているような講義よりも10倍以上疲れたが、非常に手応えがあり、参加者の熱気を肌で感じた。今後もこのようなセミナーを続けて行きたい」と話していました。

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写真左:講義に集中する参加者
写真右:質問が飛び交う
(C)Peace Winds Japan

 

PWJでは今後も、今回のような住民向けのセミナーを異なる参加者を対象に7回、地元の技術者への耐震技術トレーニングを10回以上行い、耐震技術を取り入れた住宅や施設の普及を図っていきます。

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